12月5日、第35回甲佐10マイルが熊本県甲佐町で行われました。
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招待選手の岩井、佐々木、大西、深津が欠場し、寂しい大会になりました。
大野龍二は脚に不安があり、12kmまでの予定でスタートしました。

招待選手が10名以上欠場した為に、レースはスローペースになりました。

6kmを大野を先頭にして大集団で通過しました。
折り返して渡辺選手(トヨタ九州)がスパートすると、大野だけが付いて行きました。

12kmで大野が止めると、渡辺選手が独走で優勝しました。

松藤選手(カネボウ)が単独2位で続き、河添俊司が後ろの集団を引っ張りました。
足立知弥と幸田高明はこの集団に入りましたが、やがて幸田が遅れ出しました。

ラスト1kmから集団がバラけ出し、足立と河添も離れました。
ラストの直線で足立が河添を交わして8位でゴールしました。
3位と9位の河添までの差は7秒と接戦でした。

荒川丈弘は10kmで脚と腹を押さえながら後退、丸山文裕と堀端宏行は精彩を欠き、早々と脱落してしまいました。

東野賢治と渡辺史侑は良く粘り、力通りの走りを見せました。