第62回朝日駅伝
2011年1月10日/福岡
有終の美を飾れず、無念の3位!
1月10日、第62回朝日駅伝が福岡市朝日ビル前スタート、北九州市小倉城前ゴールの99.9kmで行われました。
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朝から雪が降り、大会開催が危ぶまれましたが、午前9時、無事にスタートしました。
1区はタヌイ選手(九電工)がスタートから飛び出し、6kmで森賢大の後続グループとはを35秒差がつきました。
後続は、森が引っ張りましたが、ラスト3kmで門田選手(カネボウ)がスパートすると対応できませんでした。
門田選手は失速したタヌイ選手に追い付きましたが、森はトップと32秒差の3位で2区の大野龍二に中継しました。
大野は八木山の7km付近で、落ちてきた松藤選手(カネボウ)を捉えましたが、もたついている間に飛松選手(安川電機)が2人に追い付きました。
大野はラスト600mで離れてしまい、10秒遅れの4位で丸山文裕にタスキを渡しました。
丸山は出足で両チームから10秒離されてしまいました。
しかし、中継前に大西選手(カネボウ)に追い付き、ほとんど同時に白石賢一へ繋ぎました。
白石はカネボウを振り切ると、40秒前の安川電機を猛追しました。
烏尾峠の山頂で2位に上がり、トップの九電工と50秒差で下りに入りました。
しかし、後半伸びずに1分33秒離されて、佐々木悟にタスキを渡しました。
佐々木は前を追いますが、先頭を走る九電工の岩永選手が中継車に引っ張られる様に快調に走った為、15秒詰めるのが精一杯でした。
それでも佐々木は、安川電機のデスタ選手と同タイムで区間賞を獲得しました。
6区の深津卓也は、スタートから上に跳ねるだけで、スピードに乗れない走りになりました。
時折、吹雪く中を、九電工から徐々に離され、安川電機の中本選手に追い付かれました。
ラストスパートで5秒振り切りましたが、区間6位のブレーキとなってしまいました。
アンカーの東野賢治は、黒木選手(安川電機)に抜かれるとスパートに付けず、3位でゴールしました。
朝日駅伝は、今大会を最後に62年の歴史に幕を閉じます。
最後のレースを、28回目の優勝で飾りたいところでしたが、全体的に動きが悪く、有終の美は飾れませんでした。
第62回朝日駅伝成績
旭化成 3位 4時間53分13秒 | |||
1区 | 森賢大 | 43分02秒 | (区間3位) |
2区 | 大野龍二 | 30分34秒 | (区間3位) |
3区 | 丸山文裕 | 31分07秒 | (区間3位) |
4区 | 白石賢一 | 43分30秒 | (区間2位) |
5区 | 佐々木悟 | 46分13秒 | (区間1位) |
6区 | 深津卓也 | 50分18秒 | (区間6位) |
7区 | 東野賢治 | 48分29秒 | (区間4位) |
選手のコメント
<5区 佐々木選手のコメント> | ||
今大会で最後となる朝日駅伝では五区を走りました。 |
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