第66回びわ湖毎日マラソン

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2011年3月6日/大津

 

 

  堀端宏行1   堀端宏行2   堀端宏行3

 

 

堀端が激走!世界陸上代表に内定!

第66回びわ湖毎日マラソンが世界選手権の選考を兼ねて6日に開催され、佐々木悟と堀端宏行が出場しました。

http://www.nhk.or.jp/rr/

レースは東京マラソン同様に、1kmを3分ペースで始まりました。

佐々木と堀端は、常に先頭集団前方でレースを進めました。

佐々木には若干力みがありましたが、堀端は自分の持ち味を活かす積極的な走りをしました。

25kmで外国人選手が抜け出し、日本人ペースメーカーのドゥング選手(愛知製鋼)が第2集団をリードしましたが、28kmで佐々木が苦しくなり、遅れ出しました。

30kmを、1時間30分18秒で通過してペースメーカーが抜け、堀端が前に出ると集団がバラけ、今井選手(トヨタ九州)と2人になりました。

堀端は32kmで今井選手と接触して転び掛けましたが、何とか踏ん張る事が出来ました。

バランスを崩した為、今井選手との差が2〜3m開きましたが、アクシデントで気持ちを切り替えました。

35kmで今井選手に追い付き、前に出ると、やがて今井選手が離れ始め、単独4位になりました。

後方では、今井選手をかわした中本選手(安川電機)が粘って、堀端に7秒差まで迫って来ました。

堀端は疲れの見えたカンゴゴ選手(ケニヤ)をかわし、皇子山陸上競技場に3位で帰って来ました。

トラック内で、ラスト1周を懸命に頑張り、選考基準の2時間9分29秒を4秒上回る、2時間9分25秒でゴール、代表内定を決めました。

期待した佐々木は30km以降失速し、14位でゴールしました。

今回は故障の為、インスタント的に仕上げた堀端が積極的なレースを展開し、マラソンに対する潜在能力の高さを見せたレースとなりました。

 

  佐々木悟   堀端宏行と宗監督

 

第66回びわ湖毎日マラソン成績

3位 堀端宏行 2時間09分25秒 [自己新]
14位 佐々木悟 2時間12分42秒 [自己新]

 

選手のコメント

<堀端選手のコメント>
  堀端宏行

今回は大会の1ヶ月半位前まで故障していて、急ピッチで仕上げたので、当日はどれくらいで走れるかとか、あまりピンと来ていませんでした。

もし、30kmを過ぎて日本人トップ争いに生き残っていたら、攻めの走りをしてみようと思い、レースに臨みました。

軽く想像してた事が現実となり、30km過ぎでペースメーカーが居なくなり、なおかつペースが少し落ちた感じがしたので、「ここだ!」と思い、飛び出しました。

しかし、前に出てから、それまでの足のダメージが一気に出てきて、ペースを引き上げる事はできず、かなり苦しみました。

それでも、何とか最後まで我慢でき、結果ぎりぎりでの代表内定が決まりました。

応援してくださった方々にはハラハラさせたこととは思いますが、今シーズン最後のマラソン選考会で結果を出せて良かったと思います。

世界陸上では更に良い結果を報告できるよう頑張りますので、これからもご声援よろしくお願いします!

 
<佐々木選手のコメント>
 

今回3回目のマラソンとなり、練習はしっかり出来ていたので、自信を持って大会に臨む事が出来ました。

レースでは30キロ付近まで余裕を持って走れましたが、そこからスタミナ切れのようになってしまい、目標を達成することが出来ませんでした。

しかし、収穫もあったので、次回のマラソンでは成長した所を見せられるように頑張ります。

応援ありがとうございました。

 

 

 

選手のプロフィールは こちら

 



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