第59回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会

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2011年9月23〜25日/徳島

 

 

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深津がオリンピックB標準記録を突破し日本人トップの8位!

9月23〜25日に鳴門市のポカリスエットスタジアムで全日本実業団陸上が行われました。

http://tokuriku.web.infoseek.co.jp/

初日の10000mに、岩井勇輝と深津卓也と出口和也が出場しました。

風が少しありましたが、気温22度とまずまずのコンディションになりました。

飛び出すはずの外国人選手が牽制して、スローペースで始まりました。

宇賀地手(コニカミノルタ)が先頭に立つとすかさず深津が後ろに付きました。
600mから外国人の集団が前に出ました。
先頭が激しく入れ替わるレースになり、集団が二つ分かれました。
積極的な走りの深津は前の集団に入りましたが、岩井と出口は後ろ集団になりました。

5000mを13分57秒で通過すると、先頭グループに残った日本人選手は、深津と宇賀地選手だけになりました。

宇賀地選手が遅れた直後に深津も苦しくなり、離れてしまいました。

宇賀地選手が深津に追い付き前に出ると深津が付く展開になりました。
ラスト2周まで我慢した深津が、ロングスパートを掛けて日本人トップの8位でゴールしました。
深津はロンドンオリンピックB標準記録(28分05秒)を突破しました。

岩井は、後ろの集団ではトップでしたが、前の集団に付けなかったのが致命傷になりました。

出口は、練習では一番強かったのですが、全く力を出せずに終わりました。

2日目は午前中に5000mの予選が行われ、1組の荒川丈弘は落ち着いた走りで4位で通過しましたが、3組の丸山文裕は3000mから失速し落選しました。

Jr5000mに松尾良一が出場しましたが、スローペースからラスト600mで一気にペースが上がると、全く対応できずにトップから16秒離れて5位でした。

5000m決勝に出場した荒川は、第3集団でレースを進めました。
しかし、離れ掛かっていた時に苦し紛れのスパートで前に出た為、直ぐに集団に吸収されるとそのまま後退してしまい、不本意な走りに終わりました。

3日目は、Jr1500mに松尾が出場しましたが最後の200mが伸びずに5位でした。

女子1500mに出場した宗由香利は、午前中の予選をトップで通過して午後の決勝に進みました。
故障明けの練習不足が響き、2本目となる決勝は精彩を欠き、7位に終わりました。

尚、大会2日目には、世界陸上のマラソンで7位に入賞した堀端宏行が実業団連合から表彰を受けました。
深津は、オリンピックB標準突破で、敢闘賞を受賞しました。

 

第59回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会04   堀端選手が実業団連合から表彰   敢闘賞

 

 

第59回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会成績

男子10000mタイムレース3組
8位 深津 卓也 28分01秒31
12位 岩井 勇輝 28分42秒27
21位 出口 和也 30分13秒66
男子5000m決勝
18位 荒川 丈弘 13分56秒56
男子5000m予選1組
4位 荒川 丈弘 14分03秒93
男子5000m予選3組
16位 丸山 文裕 14分28秒33
Jr1500m
5位 松尾 良一 3分56秒99
Jr5000m
5位 松尾 良一 14分32秒12
女子1500m決勝
7位 宗由香利 4分27秒83
女子1500m予選2組
1位 宗由香利 4分29秒52

 

 

 

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