秋季延岡記録会
2011年10月15日/延岡
出口がラストスパートで逃げ切る!
10月15日、グランツール九州の選考会を兼ねた秋季記録会が、西階陸上競技場で行われました。
http://www.docomoasahi.gr.jp/ggn/雨上がりで気温22.5度、湿度87%の蒸し暑さを感じるコンディションの中、旭化成の14名を含む33名が出場しました。
スタート直後から荒川丈弘が先頭に立ちましたが、いつもの悪いパターンで中盤からズルズル後退しました。
3000m過ぎから周回遅れが続出して人を縫う様な走りにくい展開で、中盤から出口和也と大野龍二がレースを引っ張りました。
8200mで森賢大がスパートを掛けましたが逃げきれず、出口と大野と丸山文裕と佐藤智之に追い付かれました。
ラスト300mで出口がスパートし、追いすがる丸山を振り切ってトップでゴールしました。
丸山が2位、10日の新潟記録会で全く走れなかった大野が3位に入り復調の兆しを見せました。
福岡国際マラソンを目標に走り込み中の佐藤が4位で、マラソンに向けて順調な走りでした。
※昨年までの九州一周駅伝(10日間72区間)が今年からグランツール九州(8日間51区間)に変わりました。
一方同日、静岡では、中部実業団記録会がエコパ競技場で行われ、深津卓也が出場しました。
延岡同様に若干蒸し暑いコンディションとなりました。
カロキ選手(SB食品)が日本選手の集団を引っ張りレースが始まりました。
深津は7000mから遅れ、宮脇選手(トヨタ)だけがカロキ選手に付いて行きました。
深津はずっと日本人2番手をキープしていましたが、ゴール前に村山選手(駒澤大学)と村澤選手(東海大学)に追い付かれてしまいました。
最後のしのぎ合いで、村山選手に交わされて日本人3位でゴールしました。
日本人3位とはいえ、高卒2年目の宮脇選手と大学1年の村山選手に後塵を浴びせられのは、悔しい結果となりました。
秋季延岡記録会成績
男子10000m | ||
1位 | 出口和也 | 28分54秒21 |
2位 | 丸山文裕 | 28分58秒28 |
3位 | 大野龍二 | 29分00秒01 |
4位 | 佐藤智之 | 29分01秒11 |
5位 | 森賢大 | 29分05秒52 |
6位 | 佐々木悟 | 29分31秒56 |
7位 | 河添俊司 | 29分34秒67 |
8位 | 豊後友章 | 29分38秒32 |
9位 | 瀬戸口賢一郎 | 29分40秒74 |
10位 | 足立知弥 | 29分45秒86 |
11位 | 東野賢治 | 29分51秒89 |
12位 | 荒川丈弘 | 29分58秒66 |
13位 | 清水将也 | 30分42秒33 |
14位 | 松尾良一 | 31分05秒68 |
中部実業団記録会成績
男子10000m | ||
7位 | 深津卓也 | 28分18秒99 |
選手のコメント
<丸山選手のコメント> | ||
今回は蒸し暑さを感じる苦しい試合でした。 |
<大野選手のコメント> | ||
今回の秋季延岡記録会は久しぶりに28分台にあと少しまで行きましたが、まだまだ力不足だなぁと思う試合になりました。 |
<佐藤選手のコメント> | ||
今回の秋季延岡記録会は29分01秒11で4位という結果でした。 |
<深津選手のコメント> | ||
今回の静岡記録会はオリンピックのA標準を切ることを目標に行きましたが、結果は納得のいく記録ではありませんでした。 |
選手のプロフィールは こちら