ニューイヤー駅伝2012(第56回全日本実業団駅伝)

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2012年1月1日/群馬

 

 

集合写真

第56回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝2012)が、元旦に群馬県庁前スタート、ゴールの7区間100kmで行われました。

心配した空っ風も無く、穏やかな天候の中でのスタートとなりました。

http://www.tbs.co.jp/newyearekiden/
http://home.m07.itscom.net/jita/man_ekiden/index.html
http://www.pref.gunma.jp/01/b2100254.html

 

(1区)深津卓也   (2区)白石賢一   (3区)岩井勇輝   (4区)堀端宏行

1区の深津卓也で先行したいと思っていましたが、予想外のスローペースの上に、最後は気の弱さが出て、力を出せずに終わりました。
深津には15秒の先行を期待してましたから、27秒のマイナスになりました。

2区の白石賢一は頑張ってくれましたが、昨年のトップと違い、10位の出足で力んでしまったのか勢いがありませんでした。
佐藤選手(中国電力)に追い付かれてからは、リズムを戻して粘ってくれました。
しかし、インターナショナル区間のため、9人に抜かれ19位に後退しました。

3区の岩井勇輝は力通りの走りで、15人をごぼう抜きして、4位に順位を押し上げてくれました。
勢いのある宇賀地選手(コニカミノルタ)と、宮脇選手(トヨタ自動車)の競り合いには遅れをとりましたが、現在の力を出し切りました。

4区の堀端宏行は、最長区間を指示通りにイーブンペースで押しきり、トヨタ自動車を交わして3位に上がりました。
欲を言えば1kmに付き1秒で、あと22秒速く走って欲しかったです。
しかし、びわ湖マラソンが楽しみになる走りでした。

 

(5区)佐々木悟   (6区)荒川丈弘   (7区)出口和也

5区は主将の佐々木悟を区間賞を期待して送り出しましたが、最初から1人でマイペースの走りになりました。
トップグループと後続グループがそれぞれ競い合う中、一人旅のハンデもあり、トップに19秒差の区間4位と悔しい走りになりました。
唯一、区間賞確実と思われた6区荒川丈弘も、一人旅で練習の力が発揮できずに、区間5位でマイナス30秒の誤算の走りでした。
九電工とトヨタ自動車に追い上げられてしまいました。

7区の出口和也は区間2位とまずまずの走りでした。
前半の勢いで2位に上がれるかと期待しましたが、後半に失速してしまい、コニカミノルタを捕えきれずに、3位でゴールしました。

現状の力の90%は出しましたが、外国人選手のいないチームとしては、100%力を出し切らないと、優勝は出来ません。

今年はロンドンオリンピックの年です。
先ずはオリンピックに代表選手を送り出し、その勢いで『来年こそ優勝!』を目標に頑張りますので、皆様のご声援を宜しくお願いします。

ありがとうございました。

報告: 監督 宗猛

 

監督 宗猛

 

ニューイヤー駅伝2012成績

旭化成 3位 4時間51分16秒
1区(12.3km) 深津卓也 36分07秒 (区間10位)
2区(8.3km) 白石賢一 23分44秒 (区間21位)
3区(13.6km) 岩井勇輝 38分18秒 (区間3位)
4区(22km) 堀端宏行 63分43秒 (区間4位)
5区(15.8km) 佐々木悟 46分35秒 (区間4位)
6区(12.5km) 荒川丈弘 37分02秒 (区間5位)
7区(15.5km) 出口和也 45分47秒 (区間2位)

 

選手のコメント

<1区深津選手のコメント>

今回の試合は1区で少しでも他チームを離して2区に繋げる走りを目標だったのですが、それができず差を広げられる走りをしてしまい悔いが残りました。
この悔しさを一年忘れずに来年こそは優勝に貢献できる走りをしたいと思います。
応援ありがとうございました。

 
<2区白石選手のコメント>

今年も2区を任されました。昨年以上に練習も出来ていましたが、気負いと堅さが出てしまって本来の走りは出来ませんでした。
今年はしっかり力を付けられるように頑張ります。
応援ありがとうございました。

 
<3区岩井選手のコメント>

今回3区を走りました。 チームの中での役割を果たすことは最低限出来ましたが、先頭との差を縮めることが出来ず、区間順位も3位というとで、1、2位の選手との力の差を痛感し、悔しい思いです。
しかし今シーズンの自分自身を振り返れば、あの走りができたことは自分でもよくやれたと感じています。
この手応えをしっかりと今後につなげて行きます。

 
<4区堀端選手のコメント>

今回のニューイヤー駅伝は4区を走りました。
タスキを受け取った時点で単独の4位だったので、序盤で無理につっこみすぎず、イーブンペースを心掛けて走りました。
順位を1つあげる事はできましたが、もう少し前が見える位置でタスキを渡したかったです。
しかし、今回はマラソンに向けての自信になる走りは出来たのではないかと思います。

 
<5区佐々木選手のコメント>

自身3度目の5区を走りました。12月に入ってから順調に練習できましたが先頭との差をつめることができず逆に離されてしまいました。
直すべき所、考える所はあります。次はマラソンがあるので気持ちを切り替えていい成績が出せるように練習していきます。
朝早くから応援ありがとうございました。

 
<6区荒川選手のコメント>

タスキを受け取った時に前のチームとの差がかなりあいていて、前が全く見えない状態だったのでなんとか前を追いかけようと思い走り出しました。
しかし、なかなか自分の思ったような走りが出来ず、不本意な結果になってしまい、単独走の難しさを知りました。
優勝という目標は達成出来ませんでしたが、今回の反省を生かし来年こそ優勝出来るよう頑張ります。
応援ありがとうございました。

 
<7区出口選手のコメント>

今回ニューイヤー駅伝の7区を走らせていただいた出口です。
前も後ろもいない状態でタスキをもらいましたが、かなり2位に迫ったものの、詰めきれずに自分の力のなさを痛感させられました。
しかし自分のなかで収穫があったので、それを自分の力にかえてまた頑張りたいと思います。
みなさんの応援があったからこそ旭化成が3位になれたと思います。
そして今年はオリンピックのA標準記録を切れるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。

 

 

 

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