第55回九州実業団陸上競技選手権大会

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2012年5月19〜21日/北九州

 

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幸田が好走、ラストスパートで3位!

5月19〜20日に、北九州市の鞘ヶ谷陸上競技場で、九州実業団陸上選手権が行われました。

1500mに出場した八木勇樹は、スタートからトップに立った山口選手(三菱重工)に付きました。
八木は1000m手前で離れしまい、最後は失速した山口選手を追い上げましたが届かず2位でした。

10000m3組は外国人選手が欠場し、スローペースになる展開を嫌った佐々木悟が、スタート直後に先頭に立ちました。
しかし、2000mからペースが落ちた後は、牽制してペースが上がりませんでした。

6000mで幸田高明がスパートすると集団がバラけました。
幸田が10mほど抜け出すシーンもありましたが、自信が無かったのか、後続を振り返りペースダウンしてしまいました。

黒木選手(安川電機)が前に出てもペースが上がりませんでしたが、その中で出口が苦しくなり集団の後ろに下がりました。
河添俊司は、終始余裕を持って走りました。

三津谷選手(トヨタ九州)が、8000m過ぎで軽いスパートすると、足立知弥は苦しくなり徐々に後退し、出口は完全に離れてしまいました。
三津谷選手がラスト2周でロングスパートを掛けて逃げ切りました。
3位争いの7人の集団の後方から、幸田が切れのあるスパートで抜け出し、3位でゴールしました。

河添は余裕を持ちながらも、スプリント勝負に敗れて、8位に終わりました。
優勝候補筆頭だった出口は中盤から精彩を欠き、12位に終わりました。

ペースメーカーに慣れて、自分たちでレースを作れないレースとなりました。

2組に出場した木下潤哉は、終始好位置をキープしましたが、ラストスパートで置かれて8位でした。

2日目の5000mに白石賢一と八木が出場しましたが、2000〜4000mが6分04秒とスローペースのレースになりました。
白石は3位に入りましたが、八木は2000m手前で離れてしまいました。

 

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第55回九州実業団陸上競技選手権大会成績

男子10000m3組
3位 幸田高明 28分52秒30
8位 河添俊司 28分53秒26
11位 佐々木悟 29分00秒55
12位 出口和也 29分04秒22
13位 足立知弥 29分04秒57
男子10000m2組
8位 木下潤哉 29分16秒44
19位 森賢大 29分50秒99
男子10000m1組
8位 松尾良一 30分31秒57
男子5000m2組
3位 白石賢一 14分25秒54
8位 八木勇樹 14分44秒73
男子1500m決勝
2位 八木勇樹 3分51秒45

選手のコメント

<幸田選手のコメント>
幸田高明   今回の九州実業団では最終組で走れることとなり、緊張感をもってレースに臨むことができました。
スローペースで、記録は望めませんでしたが、タイトル戦らしい駆け引きあるレースで、楽しみながら走ることができました。
しかし最後の駆け引きでトップとの実力の差をはっきりと感じたので、どんなレース展開にも対応できる力を今後身につけたいと思います。
応援ありがとうございました!
 
<河添選手のコメント>
河添俊司   今回九州実業団陸上の10000mを走りました。
スローな展開でしたので、余力を持って冷静に周りを見ながら走りました。
タイムは全然満足いくものではありませんでしたが、6月の日本選手権に向けてこれから更に精進していきます。
当日、現地まで応援に駆け付けて下さった皆様、ありがとうございました。

 

 

 

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