第60回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会
2012年9月21~23日/福岡
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9月21~23日、福岡市の博多の森陸上競技場で、第60回全日本実業団陸上が行われました。
http://gold.jaic.org/jaic/res2012/60jita/kyougi.html
初日の10000mタイムレース2組目に大野龍二、3組目に深津卓也と河添俊司が出場しました。
気温23度とまずまずのコンディションになりました。
3組目は、外国人選手が先頭グループを牽引しました。
深津は積極的に先頭グループで、河添は後方グループの中でレースを進めました。
深津は、5000mを13分50秒で通過しましたが、その後疲れが出始めて先頭グループの外国人選手と宮脇選手(トヨタ自動車)に離されてしまいました。
松岡選手(大塚製薬)、柏原選手(富士通)と一緒に先頭グループを追いました。
8000m過ぎに、松岡選手に引き離されてしまいましたが、よく粘り、28分06秒28でゴールしました。
河添は、5000mを14分12秒で通過し、自己記録更新の期待がかかりましたが、ラスト2000mの伸びがなく、28分54秒62でゴールしました。
しかし、前半の流れに乗った走りは今後に繋がりそうでした。
2組目に出場した大野は、日本人集団でじっくり行きました。
しかし、4000mあたりからきつくなり、後半も盛り返すことができずにゴールしました。
2日目の男子5000mには足立知弥、出口和也、鎧坂哲哉が出場しました。
午前中に行われた予選は3名揃って危なげなく通過、同日夕刻の決勝に進みました。
決勝は、気温19度、午後になって降りだした雨もやみ、絶好のコンディションになりました。
スタート直後から外国人選手が前に出て、鎧坂はその後ろにピタリと付きました。
世羅高校の後輩、カロキ選手(エスビー食品)とディランゴ選手(JFE)を徹底マーク、足立・出口も集団の前方でレースを進めました。
2000mを過ぎてペースが上がると、外国人選手に付いたのは鎧坂だけとなりました。
しかし、3000mを過ぎるときつきなり、少しずつ離されて始めました。
鎧坂は、後方から上がってきた佐藤選手(日清食品)にかわされ、日本人2位でのゴールになりましたが、外国人選手にチャレンジする積極的な走りを見せました。
足立も日本人3位グループで粘り、1日2本のレースをしっかりとまとめました。
出口は、最後に疲れてしまい、ラストスパートが出せずに終わりました。
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第60回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会成績
男子10000m決勝3組 | ||
8位 | 深津卓也 | 28分06秒28 |
15位 | 河添俊司 | 28分54秒62 |
男子5000m予選 | ||
1組4位 | 足立知弥 | 13分56秒61 |
2組5位 | 鎧坂哲哉 | 14分01秒90 |
3組5位 | 出口和也 | 13分56秒17 |
男子5000m決勝 | ||
7位 | 鎧坂哲哉 | 13分48秒58 |
15位 | 足立知弥 | 13分55秒47 |
17位 | 出口和也 | 13分59秒92 |
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