グランツール九州2012
2012年10月28日~11月4日/九州各県
【第1ステージ】 10月28日/長崎~嬉野
鎧坂と出口の連続区間賞でステージ優勝!
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10月28日、第61回九州一周駅伝、グランツール九州2012が11月4日まで8日間の日程でスタートしました。
第1ステージは、長崎市平和公園から、嬉野市役所嬉野庁舎前までの5区間、75.2kmで行われました。
前夜の大雨が上がり、気温20度のコンディションの中、第1区がスタートしました。
1区の白石賢一は、上り坂でスパートした長崎県の松枝選手(三菱重工)に離され、35秒差の2位スタートとなりました。
2区の佐々木悟は8km付近で先行する長崎県を捉えましたが、抜くことが出来ず、もたついてる間に福岡県の今井選手(トヨタ九州)に追い付かれてしまいました。
今井選手のスパートに離され、一旦3位に後退しましたが、最後で長崎県をかわして2位に上がり、今井選手を追い上げて5秒差で3区の鎧坂哲哉にタスキを渡しました。
中継審判の誘導がなく、次の区間の選手は慌ててジャージを脱ぎ捨てて中継しました。
鎧坂はトレードマークのサングラスを掛ける余裕もありませんでした。
鎧坂は、福岡県を交わしてトップに立ちましたが、動きが鈍く、10秒差でタスキを受けましたが、9.5kmで長崎県の吉井選手(三菱重工)に並ばれました。
しかし、鎧坂は冷静に対応、相手の状態を見極めてスパートし、徐々に差を広げ、苦しみながらも区間賞を獲得しました。
4区の出口和也は、マイペースの走りで長崎県との差を1分10秒差に広げて、最終区の佐藤智之に中継しました。
最終区の佐藤智之は、アップダウンの続く難コースで我慢の走りを見せました。
長崎県を抜いて2位に上がった福岡県の渡辺選手(トヨタ九州)に詰められましたが、危なげない走りで、1分24秒差を付けてゴールテープを切りました。
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第1ステージ結果
区 | 地名 | 距離 | 選手名 | 記録 | 位 | 備考 |
1 | 長崎~東長崎 | 15.1 | 白石賢一 | 44分50秒 | 2 | |
2 | 東長崎~諫早 | 17.7 | 佐々木悟 | 53分41秒 | 2 | |
3 | 諫早~大村 | 14.0 | 鎧坂哲哉 | 42分46秒 | 1 | |
4 | 大村~千綿 | 12.8 | 出口和也 | 38分50秒 | 1 | |
5 | 千綿~嬉野 | 15.6 | 佐藤智之 | 49分08秒 | 2 |
選手のコメント
【第2ステージ】 10月29日/佐世保~佐賀
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第2ステージは、佐世保市役所前から佐賀県庁前までの6区間、74.0kmで行われました。
1区は、今春退役した豊後友章が走りましたが、4km過ぎから遅れだし、トップの福岡県と28秒差の4位でゴールしました。
2区の東野賢治は、長崎県と佐賀県と競り合いながら並走しましたが、中間付近から離れ始めました。
ペースダウンした東野はトップから1分14秒離されて4位で3区の深津卓也に中継しました。
深津は最初から走りが重く、福岡県との差が開く一方になりました。
ラスト1kmで長崎県に追い付き、ラストスパートで離しましたが、首位の福岡県と2分20秒差になりました。
4区の堀端宏行は見えない敵を追って激走し、5区の木下潤哉に中継した時は26秒差まで詰め寄りました。
2区、3区で本来の走りが出来ていれば、この区間で首位独走となったことでしょう。
故障上がりの5区木下は懸命に走りましたが、福岡県からは更に50秒離されて、アンカーの米倉選手(宮崎市役所)に1分17秒差でタスキを渡しました。
米倉選手はマイペースで走り抜きましたが、福岡県に3分18秒差でのゴールとなりました。 累計でも福岡県に1分54秒逆転されてしまいました。
第2ステージ結果
区 | 地名 | 距離 | 選手名 | 記録 | 位 | 備考 |
1 | 佐世保~早岐 | 9.4 | 豊後友章 | 29分20秒 | 4 | |
2 | 早岐~有田 | 12.2 | 東野賢治 | 37分35秒 | 4 | |
3 | 有田~武雄 | 15.3 | 深津卓也 | 46分03秒 | 2 | |
4 | 武雄~肥前山口 | 14.2 | 堀端宏行 | 42分10秒 | 1 | |
5 | 肥前山口~小城 | 11.3 | 木下潤哉 | 34分47秒 | 2 | |
6 | 小城~佐賀 | 11.6 | 米倉伸一 (宮崎市役所) |
37分20秒 | 3 |
選手のコメント
<堀端選手のコメント> | |
2日目4区を走りました。 |
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【第3ステージ】 10月30日/鳥栖~熊本城
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第3ステージは鳥栖市役所前から熊本城までの6区間91.9kmで行われました。
1区に大野龍二が出走しましたが、福岡県にラスト1kmから10秒離されてしまう走りで2区にタスキをつなぎました。
2区の丸山文裕は、福岡県の中本選手(安川電機)にじわりじわり離され、中継所では33秒差になりました。
3区の河添俊司は出足で16秒差に詰めましたが、中間付近から足が止まりました。
後半失速してしまい、4区の出口和也に1分49秒差でタスキが渡りました。
出口は前半こそ福岡県の押川選手(トヨタ九州)とタイの走りでしたが、ここでも後半に失速、差は3分03秒に広がりました。
5区の森賢大は1km以上離れた福岡県を追いますが気持ちが空回りし、前半縮めた25秒を後半戻されてしまいました。
しかし、6秒差ながら区間新で区間賞を獲得しました。
6区の樋口選手(西都陸協)はマイペースで走り、ゴールでは4分40秒差でした。
前半区間で精彩を欠き、後手に回ると本来の力を出し切れない、メンタル面の弱さが出てしまったレースでした。
累計で6分34秒差になり、3連覇が厳しくなりました。
第3ステージ結果
区 | 地名 | 距離 | 選手名 | 記録 | 位 | 備考 |
1 | 鳥栖~久留米 | 10.4 | 大野龍二 | 30分50秒 | 2 | |
2 | 久留米~船小屋 | 15.3 | 丸山文裕 | 45分49秒 | 3 | |
3 | 船小屋~大牟田 | 20.0 | 河添俊司 | 62分46秒 | 3 | |
4 | 大牟田~玉名 | 20.2 | 出口和也 | 61分51秒 | 2 | |
5 | 玉名~植木 | 13.6 | 森賢大 | 42分14秒 | 1 | 区間新 |
6 | 植木~熊本城 | 12.4 | 樋口亨 (西都陸協) |
39分16秒 | 3 |
選手のコメント
<森選手のコメント> | |
今日は、前半から流れが悪く、最後までその流れを断ち切る切る事が出来ませんでした。 |
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【第4ステージ】 10月31日/八代~薩摩川内
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第4ステージは、八代から薩摩川内までの、8区間122.1kmで行われました。
1区の豊後友章は、後半になって福岡県と集団から抜け出し、ラストスパートで1秒勝って区間賞を獲得しました。
2区の荒川丈弘は、福岡県を離しましたが、長崎県の森選手(メモリード)に抜かれ、1分07秒離されました。
3区の木下潤哉は、35秒差の福岡県に抜かれて、3位に後退しました。
巻き返しを期待した4区の足立知弥でしたが、不調でトップの長崎県に4分17秒差をつけられてしまいました。
山口県の選手にも遅れを取り、区間4位に甘んじてしまいました。
2位の福岡県との差は3分12秒に広がりました。
最長区間6区の佐藤智之も後半伸びずに、区間2位の走りでした。
7区の角田選手(宮崎産経大)は、懸命に走りましたがトップから7分以上遅れてしまい、繰り上げスタートのルールに引っ掛かりました。
規定から7秒不足で、アンカーの松尾良一は屈辱の繰り上げスタートを指示されました。
しかし、松尾が掛けるタスキが無く、繰り上げスタートから7秒遅れで角田選手からタスキを受けてのスタートになりました。
松尾はスタートしてすぐに集団に追いつき、先頭に立って走りました。
後半はカリウキ選手(第一工業大)と一騎討ちになりましたが、ラストで2秒競り負けました。
ステージ優勝の長崎県から8分26秒離され累計で3位に転落しました。
夜になって審判長から、「大会運営上、アンカーは同時繰り上げにしたい」と意見が出ました。
松尾の記録が7秒プラスになり、2秒差で区間4位に下がりました。
累計でも7秒プラスになります。
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第4ステージ結果
区 | 地名 | 距離 | 選手名 | 記録 | 位 | 備考 |
1 | 八代~日奈久 | 9.6 | 豊後友章 | 30分01秒 | 1 | |
2 | 日奈久~田浦 | 13.8 | 荒川丈弘 | 43分04秒 | 2 | |
3 | 田浦~湯浦 | 14.4 | 木下潤哉 | 44分36秒 | 3 | |
4 | 湯浦~水俣 | 17.0 | 足立知弥 | 53分38秒 | 4 | |
5 | 水俣~出水 | 17.6 | 東野賢治 | 54分26秒 | 3 | |
6 | 出水~阿久根 | 19.6 | 佐藤智之 | 60分41秒 | 2 | |
7 | 阿久根~西方 | 12.8 | 角田大地 (宮崎産経大) |
41分38秒 | 5 | |
8 | 西方~薩摩川内 | 16.5 | 松尾良一 | 52分19秒 | 4 | 区間新 |
【第5ステージ】 11月1日/鹿児島~都城
苦戦が続く中、2位に返り咲き
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第5ステージは、鹿児島市照国神社前から、都城市裁判所前までの5区間、71.3kmで行われました。
後半に一般ランナー2名が出場する為、前半で貯金を作りたいところでしたが、1区の大野が5kmで集団から遅れるブレーキとなりました。
2区の佐々木は、山口県を中継直後に交わし、1分32秒前の大分県と鹿児島県を中間付近で抜き去りました。
しかし、今井選手(トヨタ九州)にはじわりじわりと離されて、27秒差の区間2位でした。
最大の難所、亀割峠が待ち構える3区の河添は、福岡県と最後まで秒差の勝負を展開、2秒差で辛うじて区間賞を獲得しました。
4区の稲田選手(宮崎産経大)と、5区の脇田選手(都城自衛隊)で、福岡県に5分23秒離され、8分4秒差でゴールしました。
しかし、累計では長崎県を逆転して2位に返り咲きました。
第5ステージ結果
区 | 地名 | 距離 | 選手名 | 記録 | 位 | 備考 |
1 | 鹿児島~重富 | 17.4 | 大野龍二 | 54分27秒 | 5 | |
2 | 重富~東国分 | 17.6 | 佐々木悟 | 51分49秒 | 2 | |
3 | 東国分~牧野原 | 12.0 | 河添俊司 | 41分08秒 | 1 | |
4 | 牧野原~通山 | 11.2 | 稲田淳 (宮崎産経大) |
35分31秒 | 6 | |
5 | 通山~都城 | 12.8 | 脇田進 (都城自衛隊) |
40分53秒 | 5 |
【第6ステージ】 11月2日/宮崎~延岡
5区まで連続区間賞で2回目のステージ優勝!
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第6ステージは宮崎県庁前から延岡市役所前までの6区間86.7kmで行われました。
今朝は急に冷え込み駅伝らしい天候になりました。
地元入りで絶対に落とせないステージで、昨年同区間で快走した出口を1区に起用しました。
出口は最初から前に出て福岡県を引き離しましたが、後半伸びずに中間地点の14秒差のままで2区の鎧坂に中継しました。
鎧坂は若干重い走りでしたが、福岡県を徐々に離し1分25秒差で3区の深津にタスキを渡しました。
深津は、福岡県の押川選手と互角の走りでしたが辛うじて5秒差で区間賞でした。
4区の丸山は職場の仲間が沿道で声援を送る中を力走し、区間賞を獲得しました。
5区の森も福岡県に31秒勝って区間賞でした。
アンカーの堀端は、走りが重く前半で真壁選手(黒崎播磨)に20秒負けました。
後半はちょっと戻しましたが13秒差で区間賞を逃しました。
福岡県に2分31秒勝って延岡市役所前のゴールに入りました。
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第6ステージ結果
区 | 地名 | 距離 | 選手名 | 記録 | 位 | 備考 |
1 | 宮崎~広瀬 | 13.7 | 出口和也 | 40分16秒 | 1 | |
2 | 広瀬~高鍋 | 14.7 | 鎧坂哲哉 | 43分40秒 | 1 | |
3 | 高鍋~都農 | 16.5 | 深津卓也 | 49分31秒 | 1 | |
4 | 都農~幸脇 | 11.1 | 丸山文裕 | 33分15秒 | 1 | |
5 | 幸脇~日向 | 10.5 | 森賢大 | 31分14秒 | 1 | |
6 | 日向~延岡 | 20.2 | 堀端宏行 | 60分31秒 | 2 |
選手のコメント
<出口選手のコメント> | |
今回6日目の1区を走らさせていただきました。流れを取り戻すためにもう少し差を広げたかったのですが離すことができませんでした。 |
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<鎧坂選手のコメント> | |
今日は前回の走りに比べると良くはなりましたが、後半かなり失速してしまいました。 |
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<深津選手のコメント> | |
応援ありがとうございます。 |
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<丸山選手のコメント> | |
今回大会2回目の出走で前回は区間賞を取れなかったので絶対にとるつもりで走りました。 |
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<森選手のコメント> | |
今日は地元、延岡入りのステージで5区を走らせて頂きました。 |
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【第7ステージ】 11月3日/大分~小倉
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第7ステージは大分県庁前から北九州市役所前までの8区間127.3kmで行われました。
1区は超スローペースになり、11km付近まで全員集団のままで進みました。
ラスト1kmを切って足立を含めた4人の争いになりましたが、先頭の佐賀県から11秒離されて4位のスタートになりました。
2区の木下は全く動かず、大分にも抜かれ、先頭の長崎から3分22秒離される大ブレーキになりました。
3区の米倉選手(宮崎市役所)は佐賀、鹿児島に抜かれて6位に後退し、トップとの差は5分29秒に広がりました。
4区の佐藤は良く粘り、鹿児島、佐賀、大分をかわして3位に上がり、長崎県の木滑選手(三菱重工)に2秒勝って区間賞でした。
5区の瀬戸口賢一郎(旭化成延岡)は故障あけで練習不足が響き、大分に抜かれて4位に落ち区間6位の走りでした。
6区の松尾は大分を抜きましたが、ペースは上がらず、先頭から2分36秒離され、規定の7分に1秒間に合わず繰り上げに掛かりました。
7区の河添は淡々と走りましたが、福岡県とタイ記録で区間2位でした。
アンカーは先頭から6分差で繰り上げになり、この日2回目の繰り上げに掛かりました。
東野はスタートから自分のリズムで押しきりましたが、更に先頭の中本選手(安川電機)から1分36秒離されてゴールしました。
この1日で福岡県に9分45秒負けて、累計差はで27分57秒になってしまいました。
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第7ステージ結果
区 | 地名 | 距離 | 選手名 | 記録 | 位 | 備考 |
1 | 大分~亀川 | 18.2 | 足立知弥 | 54分05秒 | 4 | |
2 | 亀川~赤松 | 12.7 | 木下潤哉 | 41分18秒 | 5 | |
3 | 赤松~山香 | 13.0 | 米倉伸一 (宮崎市役所) |
43分08秒 | 5 | |
4 | 山香~宇佐 | 18.0 | 佐藤智之 | 53分57秒 | 1 | |
5 | 宇佐~中津 | 15.5 | 瀬戸口賢一郎 | 49分39秒 | 6 | |
6 | 中津~椎田 | 14.9 | 松尾良一 | 48分17秒 | 3 | |
7 | 椎田~苅田 | 17.7 | 河添俊司 | 53分49秒 | 2 | |
8 | 苅田~小倉 | 18.2 | 東野賢治 | 54分23秒 | 3 |
選手のコメント
<佐藤選手のコメント> | |
今大会は3回出走しました。 |
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【第8ステージ】 11月4日/小倉~福岡
1区佐々木の貯金を守れず!
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第8ステージは、北九州市八幡西区役所前から福岡市西日本新聞社前までの、6区間83.8kmで行われました。
1区佐々木はスタート直接から先頭に立ち、小さなアップダウンを利用して、揺さぶり掛けて独走になりました。
4位で中継した福岡県に、1分56秒の差を付けて区間新の走りでした。
2区丸山は、福岡県の渡辺選手(トヨタ九州)に追い上げられて、48秒差になりました。
3区森は5kmまでは福岡県とタイ記録で走りましたが、からす峠に入って急激に差が縮まり、中継では17秒差になりました。
4区故障上がりの荒川は八木山の上り坂を苦しみながら走りましたが、福岡県に交わされると、一歩も付けずに後退。
中継では逆に42秒離されました。
5区横山慶尚(旭化成延岡)はじわりじわりと離され、アンカー大野に2分40秒差でタスキを渡しました。
今大会調子の上がらない大野は、今大会絶好調の同級生今井選手(トヨタ九州)と走りました。
序盤は互角の走りでしたが、後半は動きが止まり、4分13秒差でゴールテープを切りました。
今大会は岩井、幸田、大西、八木の故障者に加え体調不良の選手も出て、オーダー編成に苦労するレースとなりました。
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第8ステージ結果
区 | 地名 | 距離 | 選手名 | 記録 | 位 | 備考 |
1 | 八幡~直方 | 16.5 | 佐々木悟 | 51分21秒 | 1 | 区間新 |
2 | 直方~田川 | 15.8 | 丸山文裕 | 48分57秒 | 2 | |
3 | 田川~飯塚 | 14.6 | 森賢大 | 43分51秒 | 2 | |
4 | 飯塚~八木山 | 10.8 | 荒川丈弘 | 35分31秒 | 2 | |
5 | 八木山~篠栗 | 10.8 | 横山慶尚 (旭化成延岡)) |
32分20秒 | 6 | |
6 | 篠栗~福岡 | 14.5 | 大野龍二 | 43分02秒 | 2 |
選手のコメント
<佐々木選手のコメント> | ||
グランツール3回目の出走は大学2年以来約7年ぶりの1区でした。 |
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選手のプロフィールは こちら