第49回九州実業団毎日駅伝

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2012年11月23日/福岡

 

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3年連続42回目の優勝!

第49回九州実業団毎日駅伝は、23日に福岡市毎日会館前から北九州市小倉城歴史の道までの7区間78.8kmで行われました。

力のあるメンバーが揃った1区は牽制して超スローペースでレースが始まりました。
後半に入って、木滑選手(三菱重工)と安藤選手(戸上電機)が交互にスパートを繰返しペースが上がりました。
好位置で我慢していた出口和也は、ラスト700mでロングスパートをかけ、2位に7秒の差を付けて2年連続の区間賞を獲得しました。

2区の佐々木悟は、5kmで松枝選手(三菱重工)に並ばれ、八木山の一番きつい急勾配で離されました。
差が徐々に開き、中継前には黒崎播磨と安川電機に並ばれ、先頭から17秒差の3位で3区の大野龍二に中継しました。

大野は1.8kmで安川電機を突き放して単独2位に上がりました。
急勾配を一気に下り、先行する三菱重工を捕まえました。
4kmほど並走し、勾配が緩やかになった7.5kmでスパート、27秒離して4区の堀端宏行にタスキを渡しました。

堀端は2位の三菱重工との差を1分18秒と広げましたが、若干走りが重く、後続から追い上げて来た今井選手(トヨタ九州)に区間賞は取られました。
3位争いの九電工、安川電機との差は1分51秒に広がりました。

5区の鎧坂哲哉は思うように走れず、タヌイ選手(九電工)が1km毎に10〜12秒差を詰め、中継手前で並ばれました。
最後は意地を見せ、抜き返して1秒差で首位を守りました。

6区の白石賢一はベテランらしい走りでアップダウンを巧く使って九電工を振り切りました。
2位に上がって来た安川電機に前半12秒詰められましたが、後半11秒戻してアンカーの深津卓也にタスキを託しました。

深津はスタートから快調に飛ばし2位の中本選手(安川電機)との差が一気に広がりました。
ペースは最後まで落ちずに8年前の小島忠幸の区間記録を8秒更新する快走で、2位との差を2分26秒に広げてゴールテープを切りました。

 

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第49回九州実業団毎日駅伝成績

1位 旭化成 3時間52分54秒
距離 選手名 記録 区間順位 備考
1 13.4km 出口和也 41分54秒 1  
2 10.2km 佐々木悟 31分46秒 4  
3 10.5km 大野龍二 28分55秒 1  
4 12.2km 堀端宏行 35分20秒 2  
5 9.2km 鎧坂哲哉 27分09秒 3  
6 9.1km 白石賢一 26分52秒 3  
7 14.2km 深津卓也 40分58秒 1 区間新

 

選手のコメント

1区 出口選手> <2区 佐々木選手> <3区 大野選手> <4区 堀端選手

5区 鎧坂選手> <6区 白石選手> <7区 深津選手

 
<1区 出口選手のコメント>
出口和也  

九州毎日駅伝の1区を走らせて頂きました。
スローペースで少し足が固まってしまいましたが、ラストは自分の持ち味を発揮できたと思います。
まだまだ調子は上がると思うので、しっかりと練習を積んでニューイヤー駅伝では旭化成の優勝に大きく貢献したいと思います。

 
<2区 佐々木選手のコメント>
佐々木悟  

今年も2区を走りました。
練習はしっかりとこなすことができていましたが、試合当日は気負ってしまったのか、いい走りができませんでした。
しかしチームメイトのおかげで3連覇を果たすことができほっとしています。
もう一度残り1ヶ月で立て直していきます。

 
<3区 大野選手のコメント>
大野龍二  

5年ぶりに毎日駅伝を走りました。
今回は前半の勝負どころと言われた3区を走らせて貰いました。
タスキを貰った時には前に安川電機がいましたので、優勝するには先頭に出て差を広げるしかないと思い思いっきり最初から飛ばしました。
中間前に先頭に出て、安川電気を引き離すことが出来たので(後半は我慢のレースでしたが)諦めず、最後まで力を出し切る走りが出来ました。
次はニューイヤー駅伝で復活の走りを出来るように頑張りたいと思います。

 
<4区 堀端選手のコメント>

今年も4区を走りました。
体調も悪くなく、昨年は区間賞を取れていたので、それを目標に臨みましたが、思っていた以上に向かい風に苦しめられました。
タイムとしても今ひとつで、区間賞は逃してしまいましたが、自分の現時点での長所と課題を確認出来ました。
ニューイヤー駅伝ではそれを克服し、もっといい状態で臨める様に頑張ります。

 
<5区 鎧坂選手のコメント>
鎧坂哲哉  

インターナショナル区間という事もあり、前半から積極的に走りました。
終盤に失速したところで、外国人選手に追いつかれてしまい、悔いの残るレースになりましたが、次に活かしたいと思います。
今年まだ納得できるレースが無いので、ニューイヤー駅伝では納得できる走りをしたいです。

 
<6区 白石選手のコメント>
白石賢一  

今年も6区を任されました。
11月になってからも脚の状態が安定しなかったので、調整が難しいレースでしたが、その不安部分が区間3位という結果なってしまいました。
チームは優勝出来ましたが、個人としては課題ばかりが見つかりました。
ニュイヤー駅伝まで1ヶ月となりましたが、しっかりと状態を上げていきたいと思います。

 
<7区 深津選手のコメント>

2年ぶりの毎日駅伝は、ニューイヤーに向けて調子を確認するところとして大切な試合でした。
7区を走り区間新で走れたのは自信になりました。
今の段階でこの走りができたので、まだまだタイムを伸ばしていけそうだと感じました。
来春のニューイヤーでは14年ぶりの優勝を勝ち取りたいと思います。

 

 

 

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