8月31日、宮崎県長距離記録会が行われました。
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台風15号の接近に伴い30分繰り上げてのスタートとなりました。

スタートして各選手がけん制してスローペースの中、しばらくして大野龍二が飛び出すと、河添俊司だけが反応しすぐ後ろに位置をとりました。

3位集団は八木を先頭に岩井、白石、佐藤、木下らが一列の形になり、先頭を追いかけました。

先頭の大野と、3位集団との差が、5秒から6秒と徐々に開きかけてきた2400m過ぎに、岩井が一気にペースを上げ、先頭集団に追い付きました。

4000m過ぎで岩井が集団の先頭に立った辺りで大野、河添が徐々に離されていきました。

6800m過ぎで大野、河添が後方の集団に吸収されますが、ズルズルと後退はせず、その中で粘りを見せました。

8000mの通過は岩井が23分59秒。集団から抜け出した八木は、24分21分秒の単独の2位で通過しました。

そのまま、ペースを崩すことなくイーブンペースで押しきった岩井が先頭でゴール、2位八木、3位河添と続きました。

台風の影響もあり気温、湿度共に高い中のレースではありましたが、全体的に大崩れはなく、粘りの走りができたと思います。

岩井自身、久々のレースではありましたが、位置取りや流れの掴み方などレースのうまさは健在、今後の活躍が期待されます。