第98回日本陸上競技選手権大会
2014年6月6~8日/福島
第98回日本陸上競技選手権大会が、6月6~8日に福島県『とうほう・みんなのスタジアム』(県営あづま陸上競技場)で、第17回アジア競技大会(2014/仁川)代表選考を兼ねて行われました。
http://www.jaaf.or.jp/jch/98/index.html
大会2日目の男子10000mに、鎧坂哲哉が出場しました。
前半、山崎敦司選手(SUBARU)が引っ張り、鎧坂は集団の6番手あたりでレースを進めました。
参加派遣標準記録を持っている選手が先頭に出なかったためスローペースとなり、5000mを14分31秒で通過しました。
8000mで、上野裕一郎選手(DeNA)が前へ出てペースを上げましたが、鎧坂は集団の後方にいたため対応が遅れ、順位を上げるのに手間取りました。
ラスト2周から大迫傑選手(日清食品グループ)がロングスパートをかけると、大差がついてしまいました。
ラスト300mからのスプリント勝負を制したのは、4年連続の優勝をした佐藤悠基選手(日清食品グループ)でした。
鎧坂は9位で28分44秒34でした。
最終日、男子5000mに深津卓也、出口和也、鎧坂哲哉、八木勇樹が出場しました。
1000mを2分45秒で通過すると、オープン参加のジェームスムワンギ(NTN)が一気にペースを上げて独走になりました。
鎧坂は、ペースアップに対応しましたが、身体が思うように動かずやがて離され、2000m過ぎに日本人選手中心の集団からも後退してしまいました。
3000m手前で八木勇樹、深津卓也、出口和也の順で遅れ出しました。
2年前にこの種目で優勝している出口は、得意のラスト勝負に絡めずに、11着でのゴールになりました。
残念ながら、トラック種目でのアジア大会代表を出すことはできませんでした。
第98回日本陸上競技選手権大会成績
男子10000m決勝 | ||
9位 | 鎧坂哲哉 | 28分44秒34 |
男子5000m決勝 | ||
11位 | 出口和也 | 13分52秒81 |
21位 | 深津卓也 | 13分57秒80 |
28位 | 鎧坂哲哉 | 14分04秒36 |
30位 | 八木勇樹 | 14分06秒65 |
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