ほうれん草の保存

上手な保存は素材選びから。葉が厚めで、茎にもハリがあり、緑が鮮やかなものが新鮮です。また、根元に乾燥じわがなく、みずみずしいかどうかもチェックしましょう。
冷蔵保存の方法
「ジップロック®フリーザーバッグ」に入れ(ただし、完全密封は禁物です)、冷蔵庫の野菜室で、葉を上に立てて保存。横に寝かした状態だと、ストレスがかかり、野菜から出るエチレンガスで傷みが早くなります。

冷凍保存の方法
生のまま冷凍
保存中は冷凍室内でかさ張りますが、比較的よい状態で利用できます。
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ほうれん草は洗って水けをきり、「ジップロック®フリーザーバッグ」に入れます。
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なるべく空気を抜いてジッパーを閉め、冷凍保存。
使うときは
沸騰したたっぷりの湯に凍ったまま入れ、30秒ほどゆでて、流水にさらし、水けを絞って利用します。
お浸し、炒め物、あえ物、汁物の具など通常使う料理に利用できます。
ゆでて冷凍
ハリ・コシのある「サランラップ®」でぴったりと包んで冷凍すれば、コンパクトに保存できます。
ゆでて冷凍したものは多少筋っぽく感じられるかもしれません。
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通常よりかためにゆで、4~5㎝長さに切ります。水けをしっかりと絞って、使いやすい分量ずつ薄く小分けにして「サランラップ®」で包みます。
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「ジップロック®フリーザーバッグ」に入れ、なるべく空気を抜いてジッパーを閉め、冷凍保存。
使うときは
電子レンジ解凍し、よく絞ってからソテーなどに。または凍ったままスープやみそ汁、うどんに入れて加熱調理します。
この食材のおすすめレシピ
ほうれん草のビタミンCは、生で保存した場合と、ゆでてから保存した場合では、どちらが多く残っているのでしょうか?
3日目くらいまでは、生でもゆでたものでも、ほうれん草のビタミンCの残存率にはほとんど差がありません。ただし、4日目以降はゆでたものはビタミンCも大きく減り始め、べたついて食味が落ちます。いずれにしてもほうれん草は3日以内で食べきるとよいでしょう。