野菜は収穫後も旺盛に呼吸を続け、生きています。また85~95%が水分で組織も柔らかいため、品質を保ちながら保存するのが難しいもの。上手に保存して、使い残した野菜、多めに買った野菜もムダなくおいしく食べましょう。
適した場所で保存
多くの野菜は冷蔵庫の野菜室に保存。一般に温度が低い方が呼吸が抑えられ、生長が進みにくいためです。ただし、いも類を中心とする一部の野菜は、低温での保存が向かないので、冷暗所で保存しましょう。
水分蒸発を防ぎましょう
野菜はそのほとんどが水分。収穫時の5%以上の水分が失われると品質はかなり低下します。原則として「ジップロック®フリーザーバッグ 」に入れ、カットしたものは切り口をしっかり「サランラップ®」で包み、水分の蒸発を防ぎましょう。
呼吸を抑える
呼吸をし、自分自身の甘味や成分を消費している野菜。 「サランラップ®」や 「ジップロック®フリーザーバッグ」に入れて呼吸を抑えることで老化が防げます。(但し、完全密封は禁物です)
使いやすい分量を小分けして保存
味噌汁の具にしたり、スープに入れたり、薬味にしたりと、野菜によって使い方もさまざま。自分の使いやすい用途や量を考えて小分けして保存するとよいでしょう。
下処理をしてから保存
野菜によってサッと火を通すもの、しっかりゆでるもの、生のままカット処理するもの、つぶしておくものなど。それぞれの特徴によって必要な下処理をしてから冷凍しましょう。
包装方法も使い分けて
長期保存にはバリア性の高い「サランラップ®」を使って小分けし、「ジップロック®フリーザーバッグ」でしっかり密封。短期間で使い切るものや薬味として頻繁に使いたい場合は「ジップロック®フリーザーバッグ」、「ジップロック®イージージッパー®」、「ジップロック®コンテナー」などに直接入れてもOK。