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お肉は温度変化が苦手
お肉は買い物の一番最後に買い、寄り道をしないでまっすぐ家に帰りましょう。そして帰ったらすぐに冷蔵庫へ。冷蔵庫の詰めすぎには注意を。中身がぎゅうぎゅうだと冷気が行き届きません。また、庫内温度を一定に保つために、頻繁な開け閉めは控えましょう。
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空気に触れないように
お肉は空気に触れると酸化が進み、雑菌がついたりカビが繁殖しやすくなります。余ったものはバリア性の高い「サランラップ®」でぴったり包んで保存。
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急速冷凍を心がけて
食品トレーのまま冷凍してしまうと凍るのに時間がかかり、解凍時にドリップ(うま味や栄養分の含まれた液汁)が出やすくなります。必ず食品トレーから出し、「サランラップ®」で包み「ジップロック®フリーザーバッグ」に入れて冷凍しましょう。冷凍室に急速冷凍機能がない場合は、熱伝導のよいアルミトレーが便利。トレーの上に食品を置き、冷凍室に入れれば、冷凍スピードがアップします。
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空気を遮断しましょう
冷凍庫内では、食品をしっかり密封しておかないと酸化したり霜がつきやすくなってしまいます。「サランラップ®」でぴったりと包み、「ジップロック®フリーザーバッグ」に入れてなるべく空気を抜き、ジッパーをしっかり閉めて、空気を遮断しましょう。
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小さく薄く、使いやすい量を小分け保存
家庭の冷蔵庫では緩慢凍結になりやすいので、特に塊の肉は避けた方が無難です。できるだけ速く凍らせるには、形を小さく、薄くするのが基本。解凍もしやすくなります。また使い勝手を考え、1回に使う分を小分けして冷凍しておけば、サッと取り出せ、便利です。
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1ヶ月を限度に使いましょう
温度が低くても、脂肪やたんぱく質の酸化は避けられません。脂肪が変化しにくいのは、マイナス30℃以下。マイナス18℃前後の家庭用の冷凍庫では長期保存は難しいので、お肉の冷凍保存は1ヶ月を限度にしてください。おいしく食べるには、1~2週間を目安に使い切りましょう。