玉ねぎの保存

生の玉ねぎを冷凍すると、ドリップとして水けが出てしまいますが、逆に甘味は凝縮されるため、甘味を生かしたい料理におすすめです。一度にまとめて切って冷凍保存しておくと、使うつど刻む手間が省けるので、急いで料理したいときなどに重宝します。
玉ねぎはニオイが強いので、バリア性の高い「サランラップ®」で包んで冷凍室内のニオイ漏れを防ぎましょう。
冷凍保存の方法
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大きめのみじん切りまたは、厚めのせん切り(細かく切ると水けが多く出て食感が残りにくいので注意)にし、使いやすい分量ずつ 「サランラップ®」で包みます。
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「ジップロック®フリーザーバッグ」に入れ、なるべく空気を抜いてジッパー閉め、冷凍保存。
使うときは
電子レンジもしくは自然解凍で半解凍するか、凍ったまま調理します。
冷凍したものは食感が失われやすいため、炒め物などシャキシャキとした食感を楽しむ用途には向きません。甘味を生かしたい以下の用途におすすめです。
●あめ色玉ねぎに
凍ったまま中火~強火で炒め始め、途中弱火にしてあめ色になるまでじっくり炒めます。水分の蒸発が早いため、生から作るより簡単でスピーディーに作れます。カレーやオニオングラタンスープなどに。
●ミートソースに
凍ったままひき肉とともに炒め、トマト、香辛料、ワインなどと一緒に煮込みます。生の玉ねぎを利用するよりも甘味が強く出て、手間なくおいしいミートソースが作れます。
●ハンバーグに
半解凍してそのままたねに混ぜればOK。玉ねぎを炒めたり冷ます手間がいりません。炒めなくても玉ねぎの風味や食感がよくなじみ、簡単においしいハンバーグが作れます。
●ポテトサラダやコールスローに
半解凍してそのまま他の材料と混ぜればOK。すぐに味や食感がよくなじみ、甘味もあるので、おすすめです。
●ドレッシングやサルサに
半解凍してそのまま他の材料と混ぜればOK。