第59回朝日駅伝

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2008年1月14日/福岡→北九州

 

 

第59回朝日駅伝の様子1   第59回朝日駅伝の様子2

レースの結果は福岡協速報室からご覧になれます。

ニューイヤー駅伝では27位と最悪のスタートとなってしまいましたので、「優勝=2連覇」を狙って臨みました。
エース格の岩井勇輝は故障中、ニューイヤーで崩した佐藤智之の体調はかなり回復し、使えるところまで戻っていましたが、大事を取ってメンバーから外しました。昨年の優勝メンバーで今回出走したのは4区の白石賢一のみです。
1区の河添俊司は強い向かい風の中、JALグランドサービスのマカウ選手が抜け出すと、第2集団で我慢しました。ラスト勝負で先頭から8秒差の8位で2区の大野龍二にタスキを渡しました。
大野は直ぐに、前を行く集団を抜き去り3.5km付近から独走態勢に入りました。八木山峠を力強く上り、ダントツの区間賞で2位との差を54秒に広げてくれました。
3区堀端宏行はスタートから飛び出すと長いストライドを生かし、下り坂を快走、2位との差を更に広げ、1分28秒差にしてくれました。
4区の白石賢一は故障上がりで今期初駅伝です。先頭でタスキを受けると難所の烏尾峠を一人旅。後続では4チームが並び、大接戦を展開した為、中継ではやや詰められましたが、まずまずの走りでした。
5区幸田高明はスタートからマイペースでレースを進め、後続の3チームとはラスト3kmまで中継点での差を守っていました。しかし、後続がスパート合戦に入った為、区間賞こそ6秒差で逃しましたが力を発揮してくれました。
6区瀬戸口賢一郎はHondaのアセファ選手の猛烈な追い上げに合い、一時は逆転される心配もありましたが、アップダウンの続く後半、良く粘り9秒差でアンカーの土橋啓太にトップでタスキをつなぎました。
土橋は2kmでHondaの池上選手に並ばれましたが冷静にレースを進め、ゴール手前の左折コーナーで一気にスパートして2秒差で先着、通算26回目の優勝を2連覇で飾ってくれました。

 

    <宗猛監督のコメント>

ニューイヤー駅伝3位のHonda、4位の安川電機、箱根駅伝総合優勝の駒沢大学が出場し、旭化成としては絶好の雪辱戦でした。

きわどい勝負になりましたが、アクシデントさえなければ上位入賞の力があることを示すことが出来たと思っています。

応援ありがとうございました。
     
大野龍二   <大野龍二選手のコメント>

今回の朝日駅伝は2連覇を目指すレースになりました。
個人としては初めての2区の登りでチームとして2区までに先頭に立つ計画でした。
レース前の調整でも状態は良かったので自信を持ってレースに臨みました。
しっかり計画どうりに先頭に出ることが出来、2位以下を1分近く離すことが出来たのはとても良かったです。 これで個人的にも自信がつきました。

チームは最後までHonda、安川電機と接戦でしたが、一人一人が諦めずに走ったので、2連覇することが出来、これでニューイヤー駅伝の悔しさを朝日駅伝で晴らせました。
今年はこの勢いで北京オリンピックの10000mで代表を目指しますので、応援をよろしくお願いします。
     
堀端宏行   <堀端宏行選手のコメント>

今回の朝日駅伝では3区を走りました。
今年は毎日駅伝、ニューイヤー駅伝と連続でチームとしては過去最低の結果に終わっていたので、けっこう不安を感じていました。

しかし、チームも優勝でき、僕自身も区間賞を取る事が出来たのでよかったと思います。 前回の毎日駅伝でも同じく下り区間を走りました。この時は大腿部に相当なダメージを受けましたが、今回はそれもほとんどありません。
この勢いを次のレースに繋げたいと思います。

 

朝日駅伝結果

  1位 旭化成 4時間52分41秒
1区 河添俊司 42分31秒 (区間8位)
2区 大野龍二 30分07秒 (区間1位)
3区 堀端宏行 31分02秒 (区間1位)
4区 白石賢一 44分54秒 (区間5位)
5区 幸田高明 45分48秒 (区間4位)
6区 瀬戸口賢一郎 49分27秒 (区間2位)
7区 土橋啓太 48分52秒 (区間4位)

 

 

 

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