5月3日、延岡西階陸上競技場で行われた延岡記録会は高温の為、全種目が20分遅れのスタートとなりました。
レースの結果は http://www.docomoasahi.gr.jp/ggn　よりご覧になれます。

この日のメインレース10000mがスタートした午後6時10分でも気温は27℃、厳しい気象条件となりました。

スタート直後から、故障上がりの河添俊司が先頭に立ちましたが2000mを過ぎて後退してしまいました。その後、豊後友章と大野龍二が順番にトップに立って5000mを14分15秒で通過しました。

今後の試合の調整で出場した大野が、予定通り7000mで止めると豊後が引っ張りましたがペースは落ちました。8000mで白石賢一がスパートすると豊後が離れ、瀬戸口賢一郎と２人の勝負になりましが、9000mで瀬戸口がロングスパートし、独走でゴールしました。一旦遅れていた豊後が最後に猛烈な追い上げを見せ、ゴール直前で白石を交わし2位、白石が3位でした。

ロードシーズンを故障で棒に振った瀬戸口が、レースに復帰して2戦目で粘りのある走りを見せ、復活を印象付けたレースでした。瀬戸口は4月29日の5000mでは、14分01秒84で4位に入っていました。

尚、18位に入った宮崎健司は29分58秒48ながら、自己新記録で走りました。

＜瀬戸口選手のコメント＞ 昨シーズン長期故障から復帰し、なかなか自分の走る感覚を掴めなく、走ってもしっくりこない結果ばかりでした。 苦しい一年でしたが、最近やっと走る感覚を掴めてきつつあり、イメージ通りの走りが出来るようになって来ました。 そんな中、今回の延岡記録会では2年ぶりに28分台で走れ、まずまずの結果でした。 少し手応えを感じましたが、まだまだ高い質の練習は出来ていません。 これから質を上げて行き、結果を出せるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。