ホクレンディスタンスチャレンジ釧路
2008年7月16日/釧路
7月16日、ホクレンディスタンスチャレンジの最終戦が釧路で行われました。
旭化成から大野龍二、瀬戸口賢一郎、白石賢一、幸田高明、足立知弥、佐々木悟、河添俊司の7人が10000mに出場しました。
ファイナル男子10000mは19時50分スタートで行われ、旭化成の選手はすべてファイナルに入りました。
5000m、3000mを自己新連発で好調な大野は、27分45秒が目標でペースメーカーのマカウ選手(JALグランドサービス)の後ろで5000を13分54秒で通過しました。しかし、6000mを過ぎてからペースメーカーのペースが落ち始めると、記録を狙っていた大野が前に出て交互に引っ張り合う形でレースは進みました。日本選手権同様にラスト一周を60秒を切らないと27分50秒を切れない際どい競り合いになりましたが、ラストのペースは上がらず、最後の直線でマカウに競り負け、27分54秒28で2位のゴールとなりました。
大野はホクレンディスタンスチャレンジに3試合出場して、全て日本人トップで走りました。しかも、日本人で初めての国内4回連続27分台を記録しました。大会の条件さえ整えば、日本記録更新も可能な程の力をつけて来ました。秋以降の大会を期待して下さい。
第2グループはマーティン・ムクレ選手(トヨタ自動車)が28分20秒の設定でペースメーカーを務めました。
ムクレ選手は安定したペースで引っ張り、白石は常に集団の前方で走りました。一旦ペースが落ち、8000mからペースが急に上がり、日本人4人の競いになりました。最後、藤田選手(富士通)、入船選手(カネボウ)には競り負けましたが、28分29秒12の自己2番目の記録で6位に入りました。瀬戸口と河添は8000mからのペースアップに対応出来ませんでしたが、極端にペースを落とす事なく走り切りました。
佐々木と幸田は6000m過ぎに集団から遅れ出しましたが、幸田は自己記録を更新する走りでした。
足立は、6000mから失速してしまい、力を出し切れませんでした。
ホクレンディスタンスチャレンジ釧路結果
男子10000m | ||
2位 | 大野龍二 | 27分54秒28 |
6位 | 白石 賢一 | 28分29秒12 |
9位 | 瀬戸口賢一郎 | 28分33秒83 |
10位 | 河添 俊司 | 28分36秒77 |
15位 | 佐々木 悟 | 28分50秒07 |
16位 | 幸田 高明 | 28分51秒23 [自己新] |
22位 | 足立 知弥 | 29分20秒54 |
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