ヨーロッパを転戦中の豊後友章は、最終戦のバルセロナに出場できなくなりました。代替大会として急きょフィンランドの5000mレースへ変更し、移動しました。しかし、前日に地元の選手が3000mを希望した為に種目も変更になりました。 岩井勇輝は予定通り、ベルギーで5000mを走りました。それぞれの公式ウェブサイトは下記の通りです。
SAVO Games http://www.savogames.fi/
KBC Night of Athletic http://www.sport.be/kbcnacht/2008/eng/

豊後が出場したSAVO Games の3000mはスタート直前で気象条件が大きく変わりました。
雲のち雨、気温15度、風若干あり。レース中に競技場内のパラソルが飛ぶぐらいの突風が吹き、その後雨が本降りとなり、やがて風は収まりましたがコンディションはあまり良くありませんでした。

メンバーは前回大会の5000mと同じ顔ぶれです。ペースメーカーはありません。日本人トップの松岡選手(大塚製薬)はラスト1周まで付いていましたが、ラスト勝負で敗れました。

豊後は1400m手前から急に動きが悪くなり、ペースダウンしました。後ろから来たフィンランドの選手に付いてどうにか立て直すことができました。最後で室塚選手(自衛隊体育学校)を交わし4位に入りました。

豊後の出場したレースはコンディションに恵まれなく、また最終戦が変更になったりして、不完全燃焼でしたが、今回の経験を生かして、今まで以上に高い意識で競技に取り組んでくれればと思います。
（日本陸連河野さんの情報より）

岩井からはコメントが入っていますので紹介します。

＜岩井選手のコメント＞
おはようございます。
試合を終えて、食事をしてから帰って来て、今シャワーを済ませました。
レースのスタート時間がこちらの時間で22時20分だったので報告が遅くなりました。
今回の遠征の最後のレースでは13分47秒を切ったくらいのタイムでした。
正式タイムはまだはっきりつかめていませんが、前田さん(九電工)と佐藤さん(トヨタ紡織)はBファイナルに出場し、前田さんが13分25秒24、佐藤さん13分33秒86で走り、私達は1組に走りました。

真壁さん(カネボウ)が13分40秒04、高井さん(九電工)は13分40秒10、私は最後伸びずに 13分46秒14、前回の5000mで最後まで競り合った山田さん(コニカミノルタ)が13分48秒71で走りました。

今回の遠征で力不足を感じました。13分50秒を切るタイムではいつでも走れる力はあると感じてますが、40秒台前半、もしくは30秒台のタイムで走るためにはまだまだ力が足りないなと感じました。

とりあえずは体調も脚の状態もそこそこ良い状態で今回の遠征を終えることができました。日本に帰り合宿中のチームと合流してしっかり走りこみ、秋に大幅な自己記録更新を目指します。

岩井