九州陸上競技選手権
2008年8月22日~24日/熊本
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九州陸上競技選手権が8月22~24日に熊本で開催されました。
レ-スの結果は http://www.kumariku.org/ からご覧になれます。
男子10000m(8月22日)
初日の男子10000mには旭化成から5名の選手が出場しました。
土砂降りの雨が上がり、曇りで蒸し暑い中、土橋啓太が1周を74秒のスローペースで入りました。直ぐに佐々木悟が前に出てペースを上げると先頭グループは7人に絞られました。
ペースが落ちると河添俊司が出ましたがペースが上がりません。佐々木と河添が交互に引っ張り合いましたが、スローペースで進みました。
5000m過ぎに荒川丈弘が遅れ出し、7000mで吉田選手(日本文理大)がペースを上げると、瀬戸口賢一郎が離れてしまいました。
レースは、佐々木、河添、土橋、小林選手(三菱重工長崎)、吉田選手の5人に絞られ、7800mまで余裕で付いてた土橋が給水を取りに行った時に離れ、自滅しました。(土橋はその時にバランスを崩してフィルド内に入った為、5位でゴールしましたが、失格になってしまいました)大牟田高校駅伝部の後輩がメインスタンドの最前列を陣取って土橋先輩に声援を送りましたが、届きませんでした。
残り800mで佐々木が仕掛けると吉田選手が遅れました。河添が逃げようと9000m手前で必死の走りを見せましたが、佐々木がラスト200mでスパートして逃げ切り初優勝を飾りました。
河添は小林選手に僅差で敗れ3位でした。
優勝を狙った大会記録保持者の瀬戸口は精彩を欠き勝負所まで残れず、荒川は給水に気持ちが行ってレースに集中出来ないまま終わりました。
優勝した佐々木は来年度の日本選手権の出場権を獲得しました。3位の河添もB標準との合わせ技で※出場資格は取りました。
※優勝者は無条件で、2位と3位の選手はエントリーまでにB標準記録を突破していれば出場資格が与えられる。
但し、日本選手権の出場選手が多数の場合は取消しになる可能性もある。
男子10000m結果
1位 | 佐々木悟 | 29分38秒64 |
3位 | 河添俊司 | 29分39秒82 |
5位 | 瀬戸口賢一郎 | 30分04秒37 |
6位 | 荒川丈弘 | 30分36秒58 |
手元のスプリットとラップタイム | ||
1000m | 2分56秒 | |
2000m | 5分50秒 | 2分54秒 |
3000m | 8分51秒 | 3分01秒 |
4000m | 11分51秒 | 3分00秒 |
5000m | 14分53秒 | 3分02秒 |
6000m | 17分57秒 | 3分04秒 |
7000m | 20分54秒 | 2分57秒 |
8000m | 23分51秒 | 2分57秒 |
9000m | 26分52秒 | 3分01秒 |
10000m | 29分38秒 | 2分46秒 |
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男子5000m(8月23日)
翌日の男子5000mはスタートから牽制し合い超スローペースの展開となり、8人の集団がラスト1周の勝負になりました。
吉田選手(日本文理大)がラスト300mでスパートして逃げに入りましたが、一寸タイミングが遅れた山下が諦めずに追い掛け、辛うじてゴール前で吉田選手を交わして優勝、3連覇を果しました。山下は来年度の日本選手権の出場権獲得です。
河添俊司は自分のレースが出来ずに4位、宮崎健司は6位でした。
尚、来春入社予定の丸山文裕(大分東明高校)は8位でゴールしました。
男子5000m結果
1位 | 山下辰則 | 14分29秒51 |
4位 | 河添俊司 | 14分35秒28 |
6位 | 宮崎健司 | 14分37秒12 |
手元のスプリットとラップタイム | ||
1000m | 2分59秒 | |
2000m | 5分57秒 | 2分58秒 |
3000m | 8分53秒 | 2分56秒 |
4000m | 11分48秒 | 2分55秒 |
5000m | 14分29秒 | 2分41秒 |
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女子5000m(8月23日)
女子5000mでは朝長選手(十八銀行)が先頭に立ちレースを終始リードしました。
優勝を目標にして出場した宗由香利は、ラストス200mでスパートし最後追い込まれたが、辛うじて逃げ切り優勝しました。目標通り、来年度の日本選手権の出場権獲得です。
尚、3位には今春まで在籍してた梅田樹里選手(九電工)が入りました。
女子5000m結果
1位 | 宗由香利 | 16分25秒74 |
手元のスプリットとラップタイム | ||
1000m | 3分18秒 | |
2000m | 6分43秒 | 3分25秒 |
3000m | 9分58秒 | 3分15秒 |
4000m | 13分14秒 | 3分16秒 |
5000m | 16分25秒 | 3分12秒 |
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女子1500m(8月24日)
やっと九州選手権らしく暑い日差しが戻った最終日の女子1500mはスローペースでレースは進みました。
ラスト300mで森田選手(TOTO)がスパートし、宗由香利との一騎打ちになりましたが、ラストの直線でスパートした宗が森田を交わし優勝しました。
女子1500m結果
1位 | 宗由香利 | 4分29秒11 |
手元のスプリットとラップタイム | ||
400m | 1分11秒6 | |
800m | 2分27秒0 | 1分15秒4 |
1000m | 3分03秒5 | |
1200m | 3分40秒1 | 1分13秒1 |
1500m | 4分29秒11 | 49秒 |
選手のプロフィールは こちら