11月29日に長崎県諌早市でタイムトライアルin長崎が行われ、旭化成からは土橋啓太と荒川丈弘の2名が出場しました。
レースの結果は 　http://gold.jaic.org/jaic/member/nagasaki/mobile/08420304/kyougi.htm からご覧になれます。

大会は午前中から雨が降り、強い風が吹く気象状況の中で開催されました。
10000m2組のスタート時には雨は上がりましたが、強い風はやまず、あいにくのコンディションになりました。

スタートして1周目を66秒とやや速いペースで入ったものの、2周目から佐伯選手(SUMCO TECHXIV)が引っ張り、1000mを2分52秒ペースでレースを作りました。

2000mを通過してアベラ選手(黒崎播磨)が前に出ましたが、3000mを過ぎた辺りでキハラ選手(鎮西高校)とアベラ選手が二人で抜け出す形になりました。その後、アベラ選手は日本人選手を引っ張るためにペースを落として第2集団は5000mを14分29秒で通過しました。

しかし、荒川選手は5000mを過ぎて集団から脱落してしまいました。6000m手前で土橋選手も脱落してしまい、5位競いでレースを進めましたが前を追う事が出来ず、そのまま5位でゴールしました。
両名とも自己記録更新を目指しレースに参加しましたが、残念ながら目標達成には結びつきませんでした。

一方、東京の国立競技場では、やはり風が強い中で10000m記録挑戦競技会兼国立ロングディスタンスが行われ、岩井勇輝が出場しました。 http://gold.jaic.org/jaic/member/tokyo/top.htm

岩井が出場した第4組は5000m手前でペースメーカーと岩井だけになりました。岩井がペースダウンするとペースメーカーも合わせてくれましたが、前田選手(九電工)と佐藤選手(東海大)に追い付かれてしまいました。
しぶとく粘った前田選手が28分20秒73で2位に入り、岩井は27秒遅れの3位となりました。