タフテック®、S.O.E.®
(SEBS)

タフテック®やS.O.E.®は、旭化成の技術を結集した、高機能な水添スチレン系熱可塑性エラストマー(SEBS)です。多様な樹脂の改質材や相容化材として広く活躍しています。

タフテック®、S.O.E.®

多様な課題解決に貢献

改質材や相容化材として幅広く活躍するタフテック®のHシリーズ、変性タイプのMシリーズ、低温性能や加工性・⁨⁩高反発弾性に優れるPシリーズ、耐摩耗性や衝撃吸収性などに優れたS.O.E.®など、多様なラインナップをご用意しています。

旭化成のSEBSの詳細


旭化成のSEBSシリーズラインナップ

タフテック®・S.O.E.®は、ソフトブロックを構成するポリブタジエンの二重結合に水素を付加(水添)しています。すべての二重結合を水添したタフテック®Hシリーズ、変性タイプのMシリーズ、選択水添タイプのPシリーズ、ソフトブロックがコポリマータイプのS.O.E.®をご用意しております。


旭化成のSEBSは中低分子グレードが豊富で、標準的なものからユニークなものまで

旭化成のSEBSは、優れた機能と加工性が強みの中低分子グレードに豊富なラインナップを持ちます。タフテック®は水添率制御、変性技術を駆使した3つのシリーズがあります。また、柔軟な低スチレングレードから剛直な高スチレングレードまで、多岐にわたる製品を販売しています。

S.O.E.®は、高スチレン量でありながらも柔軟なユニークな素材です。応力緩和性に優れ、軟質塩ビのような良触感を提供します。用途や要求特性に応じて最適なグレードを提案します。

タフテック®、S.O.E.®の分子量とスチレン量によるグレードマップ

SEBSは水素添加により、耐候性や熱安定性に優れます

水添スチレン系熱可塑性エラストマーSEBSは、スチレン由来のハードブロック(S)とブタジエン由来のソフトブロック(EB)で構成されています。ソフトブロックを形成するブタジエン鎖(B)に水素添加(水添)を施すことで、二重結合を単結合に変えています。この水素添加により、SEBSはSBSでは実現することのできない卓越した性能を発揮します。

SEBSのイラスト

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