タフプレン®・アサプレン®T
(SBS)

タフプレン®・アサプレン®Tは、旭化成が提供する非水添スチレン系熱可塑性エラストマー(SBS)ブランドです。粘接着剤、食品包装材などで活用されています。

タフプレン®、アサプレン®T

優れた低温性能と加工性を実現する旭化成のSBS

旭化成のスチレン系熱可塑性エラストマー(SBS)タフプレン®、アサプレン®Tは、スチレンとブタジエンのブロックコポリマーです。ゴム的特性、スチレン系樹脂やアスファルトとの相容性、成形性などに優れ、食品包装材、道路舗装材、衛生材の粘接着剤など、様々な場面に活用されています。

タフプレン®・アサプレン® Tの詳細


タフプレン® 、アサプレン® Tは、低温特性と加工性に優れます

タフプレン® 、アサプレン® Tは、ポリスチレンブロックとポリブタジエンブロックから構成されるスチレン系熱可塑性エラストマー(SBS)です。SBSは、ハードセグメントのポリスチレンブロック、ソフトセグメントのポリブタジエンブロックで構成されるブロック共重合体です。低温及び常温の使用条件下では、ゴム弾性を有する一方、高温の加工条件下では、プラスチックと同様の流動特性を有することから、優れた性能と加工性を同時に満足する特徴のある素材です。

SBSのイラスト

タフプレン® 、アサプレン® Tの特長

ゴム弾性

低温での耐衝撃性を付与

リサイクル可能

高い加工性

PS系樹脂、アスファルトとの相容性


タフプレン® 、アサプレン® Tの用途実績

食品包装材

粘接着剤

スチレン系コンパウンド材料

通信材料

アスファルト改質材(防水シート、道路舗装材)


タフプレン® 、アサプレン® Tのグレード一覧

測定条件 単位 タフプレン アサプレンT
A 125 126S T-411 T-432 T-437 T-438 T-439
密度 ISO 1183 g/cm3 0.95 0.95 0.95 0.94 0.94 0.94 0.94 0.95
MFR 190°C・
2.16kg
ISO 1133 g/10分 2.6 4.5 4.5 0.0 0.0 - - -
MFR 200°C・
5kg
ISO 1133 g/10分 13.0 20.0 20.0 0.0 0.2 2.0 25.0 -
A硬度 - ISO 7619 - 85 88 91 75 75 75 80 83
引張特性 300%Mo. ISO 37 MPa 2.5 4.3 4.5 2.3 2.0 2.3 3.0 4.0
25%トルエン
溶融粘度
- 旭化成法 mPa・s 650 570 440 20,200 3,100 1,700 470 170
15%トルエン
溶融粘度
- 旭化成法 mPa・s - - - - 330 - 47.5 25
10%トルエン
溶融粘度
- 旭化成法 mPa・s - - - 270 - - - -
St/Bd重量比 - 旭化成法 40/60 40/60 40/60 30/70 30/70 30/70 35/65 45/55
tanδピーク温度 - °C -80 -78 -88 -83 -87 -86 -90 -87
製品形態 - - ペレット ペレット ペレット クラム・
パウダー
クラム・
パウダー
クラム・
パウダー
ペレット ペレット
用途例 粘接着
             

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