2008年ドイツ国際大会結果報告
泉、フランス国際での屈辱を晴らし、見事優勝!!!
2月22~24日の3日間ドイツ、ハンブルグでドイツ国際大会が開催され、64ヶ国、298名の選手が出場して行われました。
当部より、81kg級に高松正裕、90kg級に泉浩が出場し、泉が4試合中、3試合を一本
勝ち、1試合優勢勝ちの圧倒的内容で優勝を飾り、ヨーロッパ国際大会90kg級唯一の優勝で北京への切符が大きく近づきました。
また、高松は4回戦で優勝したキムジェボン選手にゴールデンスコア一本負けを喫し、敗者復活3回戦敗退でも敗れ上位に入ることは出来ませんでした。
詳細は以下の通りです。
81kg級
1回戦
高松 | ○GS効果 (踵 返) |
ブドリン (EST) |
2回戦
高松 | ○技有 (小内巻) |
ビッショフ (GER) |
3回戦
高松 | ○一本 (腰 車) |
ジンジカシビリ (GEO) |
4回戦
高松 | GS一本○ (大内刈) |
キムジェボン (KOR) |
敗者復活3回戦
高松 | 一本○ (隅 返) |
ネト (POR) |
90kg級
3回戦
泉 | ○一本 (肩 車) |
イシエ (SUI) |
4回戦
泉 | ○一本 (背負投) |
ベニクリフ (ALG) |
準決勝
泉 | ○効果 (指導1) |
ナビエフ (UZB) |
決勝戦
泉 | ○一本 (袈裟固) |
アシュワンデン (SUI) |
泉は、1、2回戦不戦勝。その後、準決勝戦までの2試合を共に『一本勝ち』で好調なすべり出し、続く準決勝戦も指導による優勢勝ちを収め決勝戦進出。
決勝戦、2週間前のフランス国際2回戦敗退を喫したアシュワンデン選手との対戦。闘志を前に出し試合に臨む。試合開始より、先手先手で攻める。しかし、相手は反則を取られまいとかけ逃げでその場をしのぐ展開が続く。試合終盤、動きながらの内股で相手を崩し、そのまま袈裟固で抑え込み『一本勝ち』。圧倒的な強さを見せ、優勝を飾り北京オリンピック代表争いを大きくリードした。
日本選手成績
60kg級 | 野村 忠宏(ミキハウス) | 2位 |
---|---|---|
66kg級 | 秋本 啓之(筑波大学学生) | 1回戦敗退 |
73kg級 | 金丸 雄介(了徳寺学園) | 2回戦敗退 |
81kg級 | 高松 正裕(旭化成) | 4回戦敗退・ 敗者復活3回戦敗退 |
90kg級 | 泉 浩 (旭化成) | 優勝 |
100kg級 | 鈴木 桂治(平成管財) | 3位 |
100kg超級 | 棟田 康幸(警視庁) | 優勝 |