第48回西日本実業柔道団体対抗大会
1部A 大会初の10連覇!!26回目の優勝!!
1部B 接戦で敗れ3位入賞に留まる!!
5月11日(日)に兵庫県、尼崎市記念公園総合体育館において、第48回西日本実業柔道団体対抗大会が開催され、1部に8チーム出場して行われました。
当部より、1部A、B2チーム出場し、1部Aチームが、安定した試合内容で大会初となる10連覇を達成し、26回目の優勝を飾りました。また、1部Bチームも1回戦で昨年、準優勝の九州電力に競り勝ち勢いに乗るかと思われましたが、準決勝戦ダイコロにまさかの敗退を喫し、3位に留まりました。
尚、最優秀選手賞に1部Aチームから増渕樹が選ばれ、優秀選手賞には斎藤制剛が選ば
れました。
詳細は以下の通りです。
1部
1回戦
旭化成B | (2)-2 | 九州電力 |
---|---|---|
先鋒 出口 | 引 分 | 川波 |
次鋒 河野 | 効果○ (大内刈) |
山本 |
中堅 千葉 | 技有○ (払 巻) |
森 |
副将 木村 | ○ 一本 (合 技) |
近藤 |
大将 辻 | ○効果 (指導1) |
嶺 |
準決勝
旭化成A | 2-0 | 新日本製鐵 |
---|---|---|
先鋒 大鋸 | 引 分 | 森田 |
次鋒 谷口 | 引 分 | 高橋 |
中堅 松山 | 引 分 | 落合 |
副将 増渕 | ○ 一本 (内 股) |
船津 |
大将 斎藤 | ○ 一本 (内 股) |
斎藤 |
旭化成B | 1-3 | ダイコロ |
---|---|---|
先鋒 寺居 | 引 分 | 合田 |
次鋒 木村 | 技有○ (体 落) |
稲葉 |
中堅 辻 | 一本 ○ (払 巻) |
大金 |
副将 出口 | 一本○ (背負投) |
川口 |
大将 河野 | ○効果 (指導1) |
佐々田 |
決勝
旭化成A | 2-1 | ダイコロ |
---|---|---|
先鋒 大鋸 | ○有効 (大外刈) |
川口 |
次鋒 松山 | 有効○ (指導2) |
佐々田 |
中堅 谷口 | 引 分 | 稲葉 |
副将 増渕 | ○有効 (一本背負投) |
大金 |
大将 斎藤 | 引 分 | 合田 |
決勝戦は、接戦を制し、1部初の決勝進出となるダイコロとの対戦。
先鋒、大鋸は序盤より圧力をかけ払腰、小外刈と積極的に攻撃する。中盤、防御姿勢の相手に対し「指導1」が与えられ、リードする。その後も休む事無く攻め続け、場外際の大外刈を上手くコントロールし「有効」を奪い、大鋸優位で試合終了。『優勢勝ち』で先鋒戦を制し、チームに流れを持ってくる。
次鋒、松山は自分より一回り大きい佐々田選手との対戦。試合開始より果敢に前に出て相手に十分な組み手をさせない。開始1分場外際の攻防を制し、小外刈で「効果」を奪うその後、試合を優位に進めるかと思われたが、審判の不可解な判定で「指導1」が与えられポイントで並ぶ。試合中盤から松山ペースで試合が続くもポイントを奪うまではいかず試合終盤、両者に「指導1」が加算され「指導2」でポイントをリードされる。試合終了まで攻め続けるもポイントを奪う事が出来ず、時間となりまさかの『優勢負け』。
中堅、谷口は同階級学生チャンピオンの新人稲葉選手との対戦。同高校、大学の相手に序盤より、攻防が続く。しかし、手の内を知り尽くされている相手に組み手を嫌われる。試合を優位に進めようと組際の奇襲技、肩車、朽木倒しと仕掛ける。徐々に谷口ペースになるが相手の守りは堅く、ポイントを奪えないまま試合終了。引分に終わる。
副将、今大会好調の増渕は曲者、大金選手との対戦。開始より変形組の相手に対し苦戦する。しかし、組み方を変えペースを掴む。試合中盤、タイミングの良い逆の一本背負投を押し込み「有効」を奪う。その後も試合を優位に進め、危なげなく試合終了。『優勢勝ち』で欲しかった追加点を奪いチームとしてシードする。
大将、斉藤は引分以上で優勝が決まる緊張する場面での登場。経験豊富な斉藤は臆する事無く試合開始より、積極果敢に攻める。寝技で何度も惜しい状態まで行くも重量級の相手は守りが堅い。ペースを掴み試合を優位に進めるも時間となり引分で試合終了。2対1の接戦を制し圧巻の大会初となる10連覇を達成し、26回目の優勝を飾った。
結果
1部
優勝 | 旭化成A |
---|---|
2位 | ダイコロ |
3位 | 旭化成B |
3位 | 新日本製鉄 |
1部個人賞
最優秀選手 | 増渕 樹 |
---|---|
優秀選手 | 斎藤 制剛 |