2008世界無差別柔道選手権大会

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好調高井、まさかの3回戦敗退!入賞ならず!!

 12月20・21日(土・日)2日間に亘り、フランス・ルバロワで2008世界無差 別柔道大会が47年ぶりに開催されされました。
 出場資格は各国2名まで、2008年北京五輪、2007年ブラジル世界選手権のメダリストは招待選手として出場資格が与えられ日本からは棟田康幸選手が招待選手となり、穴井隆将選手、当部より、高井洋平の3選手が日本代表として出場致しました。
 今大会は初日、3回戦まで行い、2日目は、3回戦から決勝戦までの試合が行われ、男子は33人の選手が出場し、各国強豪選手が多数参加するレベルの高い大会となりました。
 2回戦から登場の高井は、エストニアのパダー選手に一本勝ちし勢いに乗るかと思われたが、 続く3回戦07年リオ世界選手権チャンピオンのフランス期待のリネール選手にまさかの一本負けを喫し敗退。上位入賞はならなかった。

詳細は以下の通りです。

トーナメント

2回戦

高井 一本
(内 股)
パダー
(エストニア)

3回戦

高井 一本
(大外刈)
リネール
(フランス)

 高井は2回戦からの出場となり、エストニアのパダー選手との対戦。立ち上がりは動きが固く、先に有効を奪われポイントをリードされてしまう。しかし徐々にペースを掴み、試合時間2分11秒得意の内股が見事に決まり『一本勝ち』3回戦に進出。
 高井はシード権がない為3回戦で、地元の期待が高い07年リオ世界選手権チャンピオン、リネール選手との対戦。高井は左、リネール選手右のケンカ四つ。高井は左手で前襟を持ちに行くがリネール選手に両手で切られ本来のしっかり組んで仕掛ける柔道が出来ない。
 試合開始1分、高井は組際の大内刈に入るが相手の懐が深く不十分。その後も気迫を前に出し果敢に攻めるもポイントを奪う事は出来ない。
 試合が動いたのは3分48秒リネール選手が引き手から持ち、高井が引き手を切りに行ったところを大外刈りで合わされ、まさかの『一本負け』。嘉納杯を制し、好調だっただけに悔やまれる3回戦敗退となった。

 

 

日本選手成績

高井 洋平(旭化成) 3回戦敗退
棟田 康幸(警視庁) 3回戦敗退
穴井 隆将(天理大学職員) 3回戦敗退

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