ポリスチレン(PS)の改質に適したグレード

旭化成のタフプレン®は耐衝撃性付与のための改質材として活用されています。衝撃に弱いポリスチレン (PS)に対しても、耐衝撃性の改善で活躍します。

ポリスチレン(PS)の改質に適したグレード

PSの耐衝撃性改質に
最適なタフプレン®

ポリスチレン(PS)系樹脂は成形性に優れる一方で、衝撃に対して脆く、特に低温下での脆性に課題があります。SBSであるタフプレン®は、PSへの相容性が高く、改質添加材として活用することでPSの「耐衝撃性」の改善に貢献します。

ポリスチレン(PS)の改質に適したグレードの詳細


ポリスチレンの耐衝撃性改善に最適なグレード

タフプレン®は、その特性の違いから、2つの推奨グレードを提供しています。


タフプレン®による耐衝撃性改善

タフプレン® は、ポリスチレン(PS)系樹脂への相容性に優れ、幅広い温度領域(約ー50℃~50℃)で安定したゴム性能を示します。そのためタフプレン® をポリスチレン(PS)系樹脂に添加することで、耐衝撃性を付与することができます。低温下での衝撃強度の改良に優れていることも特長です。

タフプレン® 126Sを添加した押出シートの耐衝撃性を、温度間で比較した結果。常温下だけでなく低温化でも、耐衝撃性を示すダート衝撃強さを改善します。

タフプレン®126Sを配合によるHIPS押出シートの耐衝撃性改善

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