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介護資格にはどのような種類がある?介護資格を種類別に紹介

介護資格にはどのような種類がある?介護資格を種類別に紹介

介護施設への入所を検討している方の中には、充実したサポートを受けたいと考える方も多いのではないでしょうか。

介護にはさまざまな資格があり、資格の有無によって受けられるサポートが変化するため、事前にどのような資格があるのか把握しておくことも大切です。

この記事では、介護資格の種類、主な介護に関する資格、スキルアップに関する資格などを解説します。介護資格について詳しく知りたい方は、是非参考にしてください。

介護資格の種類

介護資格とは、介護サービスに関連する資格です。資格を取得していれば、介護に関連する高い知識と技術を有していると判断できます。

介護施設への入所を考えている方の中には、どの施設に入所するか悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。資格を有している方がいる施設では、高い知識と技術に基づくサービスを受けられる可能性が高いです。

そのため、施設を選ぶ際は有資格者が在籍しているか確認することも重要です。介護資格は大きく以下の3つに分類されます。

  • ・主な介護の資格
  • ・認知症に関連する資格
  • ・スキルアップに関連する資格

それぞれの資格を詳しく見ていきましょう。

主な介護の資格

主な介護の資格とは、これから介護職員を目指す方、キャリアアップを目指す方が取得する介護の資格で最も一般的な資格です。

主な介護の資格には「介護職員初任者研修」「介護福祉士実務者研修」「介護福祉士」などが挙げられます。各介護資格の詳細は次の見出しで説明します。

認知症に関連する資格

認知症に関連する主な資格には、以下の3つが挙げられます。

  • ・認知症介護基礎研修
  • ・認知症介護実践者研修
  • ・認知症介護実践リーダー研修
  • ・認知症ケア専門士

認知症介護基礎研修は、認知症の方の介護をする際に、最低限必要な知識と技術を身につけることを目的とした研修です。

認知症介護実践者研修は、認知症介護基礎研修よりも実践的な知識と技術を身につけられる上位の研修です。認知症の方の介護経験が2年以上必要といった要件を満たす必要があります。

認知症介護実践リーダー研修は、認知症支援のチームケアの調整、あるいは職員の指導をするチームリーダーを育成するための研修です。認知症介護実践者研修課程の修了から1年以上経過しているといった要件を満たす必要があります。

スキルアップに関連する資格

スキルアップに関する資格は必須ではないものの、介護の現場で重宝される資格です。主なスキルアップに関連する資格として「認定介護福祉士」「喀痰吸引等研修」「介護支援専門員(ケアマネジャー)」などがあります。

各スキルアップに関連する資格の詳細は最後の見出しで説明します。

主な介護に関する資格

主な介護に関する資格として、以下の3つが挙げられます。

  • ・介護職員初任者研修
  • ・介護福祉士実務者研修
  • ・介護福祉士

それぞれの介護資格について詳しく解説していきます。

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修とは、これから介護職員を目指す方の入門的な位置づけの資格です。

受講要件は設けられておらず、誰でも取得することが可能です。研修課程を修了することで介護の基礎的な知識や技術を身につけていることが証明されます。

介護職員は無資格でもなることが可能ですが、入門的な資格であっても有資格者のほうが安心して介護を任せられるでしょう。

介護福祉士実務者研修

介護福祉士実務者研修は、介護職員初任者研修の上位の資格です。介護の基礎的な知識や技術に加えて、医療的なケア、喀痰吸引などの実践的な知識や技術を身につけられます。

上位の資格と説明しましたが、受講要件はなく、介護職員初任者研修を取得していない方も取得することが可能です。

介護福祉士

介護福祉士とは、多数ある介護資格の中で唯一の国家資格です。介護を必要としている方の状況に応じた介護サービスの提供、相談対応、アドバイス、介護職員の指導といった幅広い業務を担当する方が取得しています。

受験するには、福祉系高校ルート、養成施設ルート、介護福祉士実務経験ルートのどれかを選択することになります。

介護福祉士実務経験ルートの場合は、介護施設での実務経験を3年以上、介護福祉士実務者研修を修了するという2つの条件を満たさなくてはなりません。

スキルアップに関連する資格

スキルアップに関連する資格として、以下の3つが挙げられます。

  • ・認定介護福祉士
  • ・喀痰吸引等研修
  • ・介護支援専門員(ケアマネジャー)

それぞれの介護資格について詳しく説明していきます。

認定介護福祉士

認定介護福祉士とは、介護福祉士の上位の資格です。資格を取得するには介護福祉士として5年以上の実務経験を有し、認定介護福祉士養成研修課程を修了しなくてはなりません。

認定介護福祉士は実務経験が豊富なだけでなく、認定を受けた人物しか取得できないため、介護施設等に在籍している場合は質の高いケアを受けられる可能性が高いでしょう。

喀痰吸引等研修

喀痰吸引等研修とは、たんの吸引や経管栄養などの医療的ケアを実施できる資格です。介護福祉士実務者研修過程では、喀痰吸引について学びますが、実際に医療的ケアを行うことは許可されていません。

基本研修と実地研修の2つを修了すると、医師の指示や看護師と連携のもと、たんの吸引や経管栄養が実施できるようになります。資格取得者が在籍している施設においてはさらに手厚いサポートが受けられるでしょう。

介護支援専門員(ケアマネジャー)

介護支援専門員(ケアマネジャー)とは、介護保険制度において介護を必要としている方の心身の状況や、周囲の環境などを踏まえながらケアプランを作成する専門家です。

利用者に合ったケアプランを作成するだけでなく、利用者に代わってサービスを提供する事業者に意見を伝えることもあります。

施設内に介護支援専門員がいるケースでは、介護職員や看護職員など施設に勤務する他のスタッフと連携しながら、健康状態や生活環境の変化に合わせた最適なケアプランを柔軟に調整してもらえるでしょう。

まとめ

介護施設への入所を検討している方の中には施設選びに悩んでいる方もいることでしょう。

自身の必要とするサービスを提供しているか、利用料金などを比較することも大切ですが、職員がどのような資格を取得しているかも確認することをおすすめします。

その理由は、資格によってはさらに充実したサービスを受けられる可能性があるためです。資格の種類や資格取得者の割合などを比較することも、自分に合った施設を選ぶ際の重要なポイントと言えるでしょう。

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