ソフトフィール塗料用途

デュラノール™はソフトフィール塗料の柔軟性と耐久性の向上を実現し、製品の付加価値を高めます。

ソフトフィール塗料用途

最高の触り心地と
耐久性を両立

ソフトフィール塗料は、触れた瞬間に感じる柔らかさと快適さで、製品の魅力を一層引き立てます。デュラノール™を使用することで、心地よい肌触りはもちろん、耐久性、美しさに優れたソフトフィール塗料を実現します。また溶剤使用量削減・水系化も可能にします。

“液状の”デュラノール™はソフトフィール塗料の最適解

ソフトフィール塗料により得られる独特の質感は、消費者に高級感と独自性を伝え、製品の差別化を実現します。

標準的なポリカーボネートジオール(PCD)は常温で固形であったため、ソフトフィール塗料への適用が困難でした。デュラノール™はPCDでありながら、常温で液状のグレードを中心にラインナップしており、T5652グレードを中心に、ソフトフィール塗料として多くの最終製品での採用実績を持っています。

旭化成のデュラノール™は、液状のPCDで、ソフトフィール塗料に最適。多くの製品で採用実績があります。

旭化成のデュラノール™は、液状のPCDで、ソフトフィール塗料に最適。多くの製品で採用実績があります。

デュラノール™なら柔軟性と耐久性の両立が可能

ソフトフィール塗料には、一貫した柔軟性と耐久性が求められます。最終製品の使用寿命を通じて、変わらぬ柔らかさを保持しながら、日常の摩耗や損傷にも強くなければなりません。また、塗料は肌触りだけでなく、見た目にも美しさを加えるべきであり、色褪せや変色にも強いことが求められます。

デュラノール™は、カーボネート骨格を有するため、エステル系ポリオールやエーテル系ポリオールが抱える耐熱性や加水分解に対する脆弱性を克服しました。これにより、ポリウレタンに理想的な柔らかさと、長期間にわたる高温や水分による劣化に対する耐久性を同時に提供することができます。このようなデュラノール™のバランスの取れた特性は、製品の長寿命化という価値をユーザーに届けることを可能にします。

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デュラノール™は溶剤使用量削減、水系化が可能

デュラノール™は、VOC(揮発性有機化合物)を削減し、作業場の安全性を向上させるためのソリューションを提供します。デュラノール™の高い溶解度は、溶剤の使用量を大幅に減少させ、塗料の高固形分化を実現することで、これらの目標達成に貢献します。

さらに、デュラノール™は水系塗料の開発にも革新をもたらします。AKN11を含む水分散シリーズは、溶剤を使用せずに水に分散させることができ、効果的な塗装が可能です。

デュラノール™の用途事例

塗料用途

デュラノール™は塗料に求められる高耐久性をしっかり発揮しながら、「水系化」「溶剤使用量削減」という新たな価値を実現します。

合成皮革用途

旭化成のデュラノール™は、表面処理層から含浸・発泡層まで合成皮革の全ての層に適したグレードをラインナップ。

ポリウレタンディスパージョン用途

旭化成のデュラノール™はポリウレタンディスパージョン(PUD)の溶剤使用量削減や耐久性向上に貢献します。


※本ウェブサイトの記載データ、数値等は、定められた試験法に基づき当社が得た代表値を示したものであり、保証値ではありません。

デュラノール™が従来のポリウレタン素材と違う理由

ポリウレタンは様々な用途で幅広く使われていますが、原料の選択が、その性能を大きく左右します。ポリウレタンの基礎情報と共にデュラノール™の価値を紹介します。