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広い視野と連携が鍵
輸入業務から
生産・販売・在庫の
バランス調整を担う

生産管理部

1993年 入社

1日の流れ

1日の流れ

1週間のスケジュール例

1週間のスケジュール例

※半年に1回程度、取引先工場への出張あり

オフの過ごし方

自宅ではよく家族でドラマやドキュメンタリー番組を観ています。担当している商品がテレビに映るとうれしくて「あ、ジップロック®だ!」「フロッシュ®だ!」と思わず声を出してしまい、いつも夫と子供たちから「気づくの早いねぇ(笑)」と言われます。また、念願のゴルフを始めてリフレッシュしています。

オフの過ごし方

1年以上先を見据えて計画します

私は現在ジップロック®と食器用・台所および住居用洗剤のフロッシュ®の生産管理業務をしています。商品を安定してお客様にお届けするための各種調整を行っています。両ブランドとも海外からの輸入品になりますので、大きな仕事の流れとしては、輸入計画を策定し、仕入先に提出して、それが決まったら付随する輸入手続き業務を行います。商品到着後は国内でパッケージ加工をする商品もあり、協力工場との生産調整を行い、出荷可能な在庫につなげるまでを担当しています。計画は1年以上先を見通して策定する必要があります。商品の売れ行き、当社の販売目標、仕入れ先の生産能力だけでなく、国際情勢の行方も考慮する必要が生じるとても難しい仕事ですが、自分の糧にもなっています。

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計画を策定しても、様々な事情で計画通りにスムーズにはいきません。仕入状況を基に、営業の希望する販売数量に合わせるため、加工先の生産計画変更をぎりぎりまで調整して、計画に修正を加えながらも、市場に円滑に商品を供給できたときは大変うれしいですし、やりがいを実感します。生産管理部の業務は生産・販売・在庫のバランス維持が重要な仕事ですが、生産・物流ともに混乱し、商品が入ってこないことがあると、販売先のお客様へご迷惑がかかることにつながりますので、バランスをとるのに大変苦労することがあります。従って、国際情勢や船舶の動向、港湾の状況などの情報を関係先から入手するのを日ごろから怠らないように気を付けています。

海外は考え方や文化、商習慣も違う

大学は国際関連学部だったので、海外とやりとりする仕事をしたいと思っていました。やりとりは主にメールです。海外の方は考え方や文化が違うので、それを配慮して伝え方を工夫する必要があります。工夫次第で驚くほどレスポンスが変わります。当初は依頼した件の返信が遅いときに「あまり何度もプッシュするのは悪いかな」と思っていましたが、躊躇せずに、こちらの意図を徐々に強めに伝えたりするなど何度も連絡することでお互いに事情をより理解しやすくなり、プラスだと実感しました。定期的にオンラインミーティングがあり、複数人での会議かつ契約ごとなど込み入った話もするので、通訳に同席してもらっています。通訳の方から海外の商習慣などを教わることも多いです。

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「相手に通じていないなら、伝えたことにならない」。これは私が最初に配属された部署の上司に言われたことです。今でもこの言葉を大切にしていて、その指導以降、なるべくわかりやすく物事を伝えるよう心がけています。それは海外の取引先だけではなく、国内の関係先、上司や同僚、誰に対してでも同じです。生産管理部では同じ商品を担当するメンバー間で情報交換をしながら業務にあたっていて、日ごろから連帯感を感じています。在宅勤務が増えましたが、出社時には部署を問わず、楽しくコミュニケーションをしています。旭化成グループはおだやかで温かい人が多いので、とても働きやすいです。

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産休・育休を3年半、時短勤務も

生産管理部には2018年から在籍していて、以前はマーケティング部にいました。そのときに産休・育休を連続して3年半ほど取らせてもらいました。第一子の育休中に第二子の妊娠がわかり、育休の延長を申請しました。それまでは育休が1年と決まっていましたが、社員のワークライフバランス向上のため、男女社員が子育てへの参画ができる環境づくりが進められ、制度が改善されました。今では育休が延びましたので、子育てを経て職場に戻ってキャリアを再開させている方がほとんどという印象で、それが自然な職場環境になっているように感じます。

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子供はもう大きくなりましたが、小学校低学年まで時短勤務をさせてもらっていました。16時で「お先に失礼します」と帰るのが申し訳なく感じることもありましたが、誰もが「おつかれさま!」と明るく声をかけてくれました。分担して私の仕事をサポートしていただき、本当にありがたかったです。当社は生活に身近な商品を扱いますので、育休当時の経験や時短勤務しながらの子育て経験が仕事に生かしやすいと思います。商品開発や広告宣伝に携わっていた頃には直接的に経験を生かせていたと思います。今は生産管理を担う立場としてお客様の生活に寄り添い「必要なときにいつでも応えられるようにがんばろう」と仕事に取り組んでいます。