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Top Message 社長メッセージ

宮崎から世界へ。
人とデジタルの
新たな架け橋を届けます。

代表取締役社長 竹原聡
アナログとデジタルの接点に、
当社の技術あり。
当社は誕生してまだ、20年ほどの若い会社です。にもかかわらず、限られた分野ではありますが、世界と競える性能の製品をいくつも送り出しています。例えば、プロ用の高級オーディオに搭載されている録音用のADコンバータ。小型化が進むスマホ用カメラオートフォーカス制御回路。産業用ロボットや最先端自動車の動きをなめらかにするコアレス電流センサ。いずれの製品にも共通して言えるのは、音、光、磁気といったアナログの信号を、デジタルに変換する技術に大きな強みを持っている、ということです。
武器は、旭化成グループの技術力と
自由な発想。
ではなぜ、当社が宮崎という地方都市にありながら、世界と互角に戦える技術力を持ち得るようになったのでしょう。親会社である旭化成エレクトロニクスは、長い年月をかけて、アナログ・ミックスドシグナルLSIの設計開発技術を研究し、独自のノウハウを構築してきました。さらに旭化成グループでは、素材開発から量産化まで、一連のモノづくりを自社でトータルに行える技術力と生産設備を有しています。販路もワールドワイド。当社はこうした恵まれたベースを活かしつつ、若い会社ならではの自由な発想とチャレンジ精神で製品開発に取り組んできました。だからこそ、誰もなしえていないようなハイエンドな製品が次々と生まれているのです。
変化をチャンスに。
激動の時代だからこそ可能性は無限。
情報ネットワークやICT技術を今後も拡大していくためには、人が五感で感じるアナログ情報と、機器を動かすデジタル情報を、高精度かつ高効率で橋渡しする技術がますます重要になっていきます。その一方で、afterコロナや地政学的な問題など、これからの時代は大きな環境変化とともに、求められる機能も変わっていくに違いありません。先が読みにくい時代です。しかし、変化をとらえ、柔軟に対応していくことこそ、当社が最も得意とするところ。どんなに時代が変わろうとも、いや、時代が変わるからこそ、新たなニーズが生まれ、アナログ・ミックスドシグナルLSIの新しい出口が見えてくるはずです。
未知なる道を模索するプロセスは、厚い壁や困難の連続です。しかしそのプロセスにこそ、ものづくりの楽しさや、やりがいも秘められています。当社は、チャレンジャーが主役になれる会社。そして誰もがエンジニアの醍醐味を実感できる会社です。これからも、社員とともに日々成長しながら、人とデジタルの新しいかけ橋づくりに挑み続けていきます。