2010ワールドカップ・ウィーン大会
2月13、14日(土、日)の両日オーストリア、ウィーン(Ferry Duiska Hallenstadion)においてワールドカップ・ウィーン大会が行われ当部より-73kg級に大束正彦が出場しました。
詳細は以下の通りです。
73kg級
2回戦
大束 | ○ 一本 (横四方固) |
チョ (スロベニア) |
3回戦
大束 | ○ 有効 (背負投) |
コブロブス (ラトビア) |
4回戦
大束 | ○ 有効 (指導2) |
メセガー (フランス) |
準決勝
大束 | 有効 ○ (GS・指導2) |
中矢力 (日本) |
3位決定戦
大束 | 不戦負 ○ | クルバヤフ (カザフスタン) |
73kg級大束はシードの為、2回戦からの登場となり立ち上がりから動きが良く緒戦の相手を序盤から攻め、大内刈りで有効を奪い、その後相手の掛けた巴投げをうまく捌き横四方固めで一本勝。
続く3回戦も積極的に攻め、背負い投げで「有効」を奪いその後も相手に柔道をさせず「指導2」を奪い快勝。
準決勝の相手はフランスのメセガーとなり序盤から激しい組み手争いが続くが、先に大束の組み手となり大外で「有効」を奪い優位に試合を進めるが途中で有効が取り消しとなる。その後も攻め続けるが後半お互い動きが悪くなり技が出ず、お互い「指導1」となり終盤、技数で勝り相手に「指導2」が与えられ接戦をものにして勝ち上がる。
準決勝は出場した日本人4人がすべて勝ち上がり大束は大学の後輩でもある中矢との対戦、お互い手の内を知っているだけに組み手争いが続きポイントをあげる事が出来ない中盤、大束の掛けた背負い投げで相手を大きく投げるも、相手の体が回りすぎてポイントに至らない、試合時間1分を切り技数が少なくなった大束に「指導1」が与えられリードされた大束は積極的に前に出てお互い「指導1」となりポイントで並びゴールデンスコアに突入する。お互い一歩も引かない状態で残り40秒大束にアクシデントが起こり右足の大腿部を肉離れし、前に出ることが出来ず「指導2」を受け敗れてしまう。その後も3位決定戦を棄権し5位となる。
日本人選手試合結果
60kg級 | 矢野 大地(天理大学) | 3位 |
---|---|---|
山本 浩史(日本体育大学) | 2位 | |
66kg級 | 田中 浩平(筑波大学) | 2回戦敗退 |
小倉 武蔵(筑波大学) | 3回戦敗退 | |
73kg級 | 秋本 啓之((学)了徳寺学園職) | 優勝 |
中矢 力(東海大学) | 2位 | |
西山 雄希(桐蔭学園高校) | 3位 | |
大束 正彦(旭化成) | 5位 | |
81kg級 | 川上 智弘(国学院大学) | 5位 |
中井 貴裕(流通経済大学) | 優勝 | |
西岡 和志(明治大学) | 3回戦敗退 | |
90kg級 | 西山 大希(筑波大学) | 優勝 |
西山 将士(新日鉄) | 2回戦敗退 | |
吉田 優也(東海大学) | 3回戦敗退 | |
100kg級 | 高木 海帆(東海大学) | 優勝 |
小林 大輔(日本大学) | 1回戦敗退 | |
100kg超級 | 立山 広喜(JRA) | 優勝 |
上川 大樹(明治大学) | 2回戦敗退 | |
百瀬 優(国士舘大学) | 7位 | |
高橋 和彦(新日本製鐵) | 5位 |