次世代モビリティの
進化を支えるAZP™
旭化成の光学樹脂「AZP™」は、低複屈折性により、ヘッドアップディスプレイ (HUD)などで光量のロスなく鮮明な映像を実現します。また耐光性や耐熱性に優れるため、いつまでも変わらない製品形状と美観を維持します。さらに射出成形可能な「樹脂」であるため、自動車内装ディスプレイにおいて大型化、曲面化を可能にします。
AZP™で明るい環境でも、鮮明な情報表示を実現
昨今搭載数が増加しているヘッドアップディスプレイ (HUD)は、ドライバーが必要な情報を迅速に把握する上で、重要な役割を担います。しかしレンズ等の光学部品に、複屈折による偏光の乱れがあると、光量のロスや視認性の低下につながってしまいます。AZP™️は、その優れた低複屈折性により偏光を崩さず光量を維持し、日中の明るい環境でも読みやすい映像を実現します。
偏光サングラス越しでもクリアな視認性
従来の透明樹脂を使用したディスプレイでは、偏光サングラスを通して見る際に複屈折による虹ムラが起こり視認性を損なうことが課題になっています。AZP™️はその優れた低複屈折性により、偏光サングラス越しでもクリアな視認性を保持します。
高温環境下でも揺るがない品質
ダッシュボードやヘッドアップディスプレイ (HUD)は、夏の厳しい日差しや車内の熱など高温環境に晒されることが多くあります。また、ヘッドランプは近年LEDの高輝度化が進み、インナーレンズに高度な耐熱性が求められています。️AZP™は、耐熱性が高く高温環境下での形状安定性に優れるため、高温に晒されるモビリティ部品の最適な素材です。
色あせや黄色変化のない、美しい製品外観を維持
一般的な透明樹脂製品は、日光や紫外線に長時間さらされると、時間の経過とともに色あせや黄色変化が起こり、製品の美観と機能性が損なわれる恐れがあります。AZP™️は耐光性に優れるため、高い性能が求められるディスプレイカバーやヘッドランプ等の用途においても、美しい製品外観を維持します。
AZP™️でディスプレイの大型化・曲面化を実現
近年モビリティの車室空間では、ディスプレイの大型化や曲面化のニーズが高まっています。それと同時に、そのカバーにおいて自由な加工性を求められることが想定されますが、ガラスカバーは加工性に制限があります。AZP™️は、射出成形による自由な形状設計を可能にし、従来にないユニークな形状のディスプレイを設計することが可能です。