耐熱性

旭化成の光学樹脂「AZP™」は、耐熱性試験におけるの寸法変化、Haze変化、YI変化、分光透過率変化が小さく、耐熱性に優れています。

耐熱性

高温環境下でも
揺るがない品質

旭化成のAZP™️は耐熱性に優れた光学樹脂のため、高温下でも安定した製品形状を保ちます。また、透明度を維持することはもちろん、黄色変化が起こりにくいという特長もあります。さらに、分光透過率変化も小さいことから、いつまでも高い色再現性を保つことができます。

高温環境でも安定した製品形状を維持

110°C×2,000 時間の高温試験を行い寸法変化を測定したところ、AZP™️はメタクリル樹脂 (PMMA)と比較し、寸法変化が小さいという結果を示しました。
高温環境にさらされる部品にAZP™️を採用することで、いつまでも変わらない形状安定性を維持できます。

AZP ™とCOPの耐光性試験 (SWOM試験 (降雨なし)×1,000時間)後のHaze変化。AZP™️はCOPと比較し、Haze変化が小さい。
上記は代表値であり、保証値ではございません。

AZP ™とPMMAの高温試験 (110°C×2,000 時間)後の流れ方向 (MD)および垂直方向 (TD)の寸法変化。

高温環境でも変わらない透明度

110°C×2,000 時間の高温試験を行いHaze変化を測定したところ、AZP™️はシクロオレフィンポリマー (COP)と比較し、Haze変化が小さいという結果を示しました。また、一般的に耐熱性が高いとされるメタクリル樹脂 (PMMA)と同程度の結果を示しました。
高温環境にさらされ続ける自動車のヘッドランプなどにAZP™を採用することで、いつまでも変わらない透明度を維持できます。

AZP ™とCOPの耐光性試験 (SWOM試験 (降雨なし)×1,000時間)後のHaze変化。AZP™️はCOPと比較し、Haze変化が小さい。
上記は代表値であり、保証値ではございません。

AZP ™とPMMA、COPの高温試験 (110°C×2,000 時間)後のHaze変化

黄色変化を最小限に

110°C×2,000 時間の高温試験を行いYI変化を測定したところ、AZP™️はシクロオレフィンポリマー (COP)と比較し、YI変化が小さいという結果を示しました。また、一般的に耐熱性が高いとされるメタクリル樹脂 (PMMA)と同程度の結果を示しました。
AZP™️は高温環境にさらされても、黄色変化せずいつまでも美しい製品外観を維持できます。

AZP ™とPMMA、COPの高温試験 (110°C×2,000 時間)後のYI変化。AZP™️はCOPと比較し、YI変化が小さく、PMMAと同程度。
上記は代表値であり、保証値ではございません。 

AZP ™とPMMA、COPの高温試験 (110°C×2,000 時間)後のYI変化

あらゆる波長で高い色再現性を維持

110°C×2,000時間の高温試験を行い分光透過率変化を測定したところ、AZP™️は一般的に耐熱性が高いとされるメタクリル樹脂 (PMMA)同様、分光透過率変化が小さいという結果を示しました。
高温環境にさらされ続ける自動車メーターパネルなどにAZP™️を採用することで、いつまでも高い色再現性を維持できます。

AZP™ (左図)とPMMA (右図)の高温試験 (110°C×2,000 時間)後の分光透過率変化。AZP™️はPMMA同様、分光透過率変化が小さい。
上記は代表値であり、保証値ではございません。 

AZP ™とPMMAの高温試験 (110°C×2,000 時間)後の分光透過率変化

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耐光性

旭化成の光学樹脂「AZP™」は、耐光性試験後のHaze変化、YI変化、分光透過率変化が小さく、耐光性に優れています。

AZP™が選ばれる理由

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