旭化成ホームズ株式会社(本社:東京都 千代田区、代表取締役社長:川畑 文俊)は、当社および関連会社の2018年度の環境保全活動と一部の社会活動についてまとめた「環境・社会報告書2019 CSRの取り組み」を発行しました。
報告書では、発生の頻度と激甚化が近年増加しつつある、自然災害に対する当社のレジリエンス強化の取り組みについて特集したほか、気候変動対策としての脱炭素社会実現への取り組みや、生物多様性保全活動など、SDGs(Sustainable Development Goals)と関連の深い、持続可能な社会実現に向けた取り組みなどを紹介しています。当社は、お客様の「いのち・くらし・人生」全般を支える「LONGLIFE(ロングライフ)」を追求した商品・サービスの提供に努めることで、長く愛され続ける企業を目指していきます。
Ⅰ.報告対象
- ◆期間:2018年度(2018年4月~2019年3月/定性的な情報については2019年4月~9月までの情報も一部掲載)
◆対象:旭化成ホームズと関連会社、及び主要な材料調達先(旭化成建材)
Ⅱ.報告書の主な内容
1.特集『レジリエント(強靭)な都市づくり』
旭化成ホームズのレジリエンス強化の取り組み
- ◆戸建住宅のレジリエンス強化【ヘーベルハウス】
- ・防災性の高いヘーベルハウスのハードに加え、脱炭素社会に貢献するZEH性能や、被災後の生活をつなぐ創エネルギー設備などを紹介
- ◆賃貸住宅のレジリエンス強化【ヘーベルメゾン】
- ・被災時に入居者同士が助け合うコミュニティづくりを平時から促す活動や、災害時に孤立しがちな入居者に安心頂ける共用設備などを紹介
- ◆街のレジリエンス強化
- ・首都直下型地震の際に甚大な被害が予想される木造密集地域の共同化(マンションへの建て替え)による、街のレジリエンス強化の実例
として【アトラス品川中延】を紹介
- ・全棟ZEH化したヘーベルハウスと、街の中心に防災設備を設置した集会所を配置した、環境・防災配慮型の分譲地【ヘーベルガーデン新
富士 あしたの杜】の取り組みを紹介
災害発生時の対応【旭化成ホームズグループのBCP】
- ・今後、日本全国でいつ発生してもおかしくない激甚災害について、被災直後から復旧までの不安な時期をサポートし、一日でも早い復興に
寄与する当社の体制を紹介。
2.その他の取り組みの主なトピックス(抜粋)
- ◆環境目標と実績
- 環境方針を具現化する目標を設定し、その実績を評価しています。目標年度の中間年度である2018年度はほぼ全ての項目で目標を達成
しており、その内容を表形式で紹介
- ◆脱炭素社会に向けた取り組み
- 順調に増加するヘーベルハウスのZEH化率の現状や、国際的イニシアチブ「RE100」加盟について紹介
- ◆自然共生社会に向けた環境再生活動
- 継続・拡大してきた活動が各種認証の取得や賞の獲得に繋がっている、環境再生活動「あさひ・いのちの森」や旭化成住工滋賀工場内の
「ビオトープ」などを紹介
- ◆ダイバーシティへの取り組みと働き方改革の推進に向けたIT技術の応用
- 人権の尊重と多様な人財が活躍できる場の創造と、その実現に向けて効率的な業務を遂行するためのIT技術導入などについて紹介
「環境・社会報告書2019」は下記URLからPDF版をダウンロードできます
https://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/kankyo2019.pdf
<本件に関するお問い合わせ先>
〒101‐8101 東京都千代田区神田神保町一丁目105番地
旭化成ホームズ株式会社 広報室
(電話)03-6899-3010 (FAX)03-6899-3400 (メール)j-koho@om.asahi-kasei.co.jp