入社のきっかけ

卒業研究で興味をもった「リフォーム」
考え方に共感できる企業を探して決めました

数学と美術が得意だったことから、高校1年の適職検査で示されたのが「建築」という道でした。適職検査を信じ、大学は迷うことなく建築学科に進学しました。もともと住宅の設計に興味をもって学んでいて、卒業研究で空き家問題を扱ううちに、リフォームの面白さに気づきました。
日本の住宅事情を考えれば、今後、リフォーム需要が高まっていくことは間違いありません。
就職先はリフォーム会社と決めて、商品に対する考え方に魅力が感じられる企業を調べました。その中で、くらしに対する考え方と技術力に共感できる旭化成リフォームと出会ったのです。第一志望の就職先として、会社説明会、選考へと進み、望みどおりの就職ができました。
もっとも印象的だったのは面接の直前に、社員が緊張をやわらげるように話しかけてくれたことです。そのおかげでリラックスできたのをよく覚えています。
入社後は、先輩に同行して仕事を覚え、入社3ヶ月目から工事担当として現場を任されています。

人を想う

リフォームは豊かな暮らしを実現する仕事
お客様の立場にたった提案を心がけています

私たちの考えるリフォームとは、お客様のご要望に応えて、よりよいくらしができる住まいを一丸となって造ることだと考えています。そのために工事担当がすべきことは多岐にわたります。
たとえば、営業担当が中心になって行うさまざまな提案に、私たち工事担当も技術者の立場で意見を出します。施工全体を見渡して現場を管理する立場から、リフォーム後のくらしを想像して気づくことがあれば、小さなことでも提案するように心がけています。
また、リフォームの現場では、お客様の想いを中心に、営業担当、設計担当、工事店の主任や職人と協力して工事に当たります。スケジュール管理はもちろん、工事に携わるすべての人が最適な仕事をできるように管理することが工事担当の責務です。ほかに、外装などのメンテナンス工事を含む品質管理も担っています。
お客様を想い、工事担当としてできることに全力投入する日々です。

大切なこと

管理者として現場では即断即決が必要
同時に誠実であることも大切です

工事を進める中で、お客様からちょっとした追加のご相談をいただくことがあります。そんなとき、工事担当は施工を止めて考えるのではなく、最適な対処を即断即決する能力が求められます。いつ何が起きても的確な判断ができるように、常に責任感と覚悟をもって現場に立っています。もちろん、工事中の出来事については、営業担当をはじめとする関係者には速やかに、情報を共有します。
それと同時に、誠実でいることを心に決めています。どんなご質問でも、お客様に聞かれてわからないことがあれば、必ず調べてから回答するなどです。先輩がインストラクターとして付いてくださっているので、教えてもらうこともできます。お客様に安心いただけるよう丁寧に、明確に説明できる存在になることが大切だと考えています。
工事担当の仕事は、現場の管理だけではありません。人と人をつなぐ立場だからこそ、常に誠実に、的確な判断をしていくことが必要です。

これから

自分自身の可能性を広げていくために
一級建築士の資格取得にチャレンジします

工事担当として、毎回違う工事を体験できることにワクワクしています。どの工事からも次に活かせる経験を積むことができ、日々、自分自身の成長を実感できています。しかし、建築を目指したからには一つのポジションに留まるのではなく、さまざまなチャレンジをして可能性を広げたい、設計の仕事も経験してみたいと思っています。そのために、今目指しているのが一級建築士の資格取得です。
大学では、6年間の建築カリキュラムで二級建築士の資格を取得しました。大学の同級生に先駆けて一級建築士になりたいという想いもあります。一級建築士の資格取得は簡単ではありませんが、チャレンジこそが成長につながると考えています。
工事担当の仕事に全力で取り組みながら、設計担当になることも視野に入れて資格取得の勉強にも励み、工事と設計のどちらもできる人材になりたいと思っています。