患者さんの状態によっては、プラケニル®による治療ができなかったり、服用にあたって特に注意が必要となる場合があります。プラケニル®の服用を開始する前に、以下の項目について確認してください。
下記に該当する方は、プラケニル®を服用することができません。
該当する場合は必ず主治医にお伝えください。
プラケニル®に含まれる成分で過敏症(アレルギー症状など)を起こしたことがある方
網膜症(SLE 網膜症を除く)や黄斑症の方、または過去にこれらの病気にかかったことがある方
6 歳未満の幼児
下記に該当する方は、プラケニル®の服用にあたって特に注意が必要です。
該当する場合は必ず主治医にお伝えください。
キニーネという成分で過敏症(アレルギー症状など)を起こしたことがある方
グルコース-6-リン酸脱水素酵素欠損症の方
ポルフィリン症の方
乾癬にかかっている方
肝臓または腎臓の機能が低下している方
胃腸、神経系、血液の病気や症状がある方
SLE網膜症の方
目の見え方に異常(視力障害など)がある方
過去にプラケニル®を長期間にわたり服用していたことがある方
妊婦、または妊娠している可能性がある方、授乳中の方
高齢の方
プラケニル®には、一緒に使用する場合に注意すべき薬剤があります。他の医療機関からの処方薬や市販薬を使用している場合や、新たなお薬を使用する場合は、必ず主治医や薬剤師にお伝えください。
目の見え方に異常があったり網膜に異常がある患者さんは、プラケニル®服用中に眼障害が悪化する可能性があります。そのため、プラケニル®による治療を開始する前に、目の状態を調べるための眼科検査を行います。
この検査で異常があるとみとめられた患者さんには、プラケニル®服用中の眼科検査をより頻回に実施するなど、慎重に治療を行います。
網膜症(SLE網膜症を除く)や黄斑症にかかっている、または過去にかかっていたことが確認された患者さんは、プラケニル®の治療を受けることができません。