プラケニル®を服用中に副作用があらわれたとき、早く気がつき、落ち着いて対処できるよう、主な副作用とその症状、対策を確認しておきましょう。
副作用が疑われる症状に気づいたら、主治医または薬剤師に相談してください。
服用から1ヵ月以内に起こることがあります。
服用しているうちに改善することも多く、また食事と一緒に服用することで改善することもあります。
水分を十分にとりましょう。
・下痢が続くと脱水症状を起こしやすくなります
胃腸にやさしい食事をとりましょう。
・脂質、香辛料、カフェイン、アルコールを控える
・消化のよい食品、調理法を選ぶ
・食事は一度にたくさん食べず、少しずつとる
下痢が続くときは、スポーツ飲料などで塩分・カリウム(電解質)の補給を心がけましょう。
激しい下痢(水のような便、トイレから離れられないほど頻回の便意があるなど)の場合は、すぐに主治医に相談しましょう。
重度の皮膚障害の多くは、服用から1ヵ月以内に起こることが知られています。
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いつもと違う皮膚症状があらわれた場合は、すぐに主治医にご相談ください。 |
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血糖値が低くなりすぎた状態です。
低血糖が進行すると意識を失うこともあるため、症状がみられたら早めに対処する必要があります。
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症状があらわれた場合は、重い低血糖症状を避けるため、早めの対処が重要です。 |
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低血糖の症状があらわれた場合は、まず糖分(ブドウ糖、角砂糖、シュガーレスでないアメ、ジュースなど)を補給しましょう。
症状が改善するまで、自動車の運転や危険を伴う機械の操作などは行わないようにしましょう。
糖分を補給しても症状がおさまらない場合は、すぐに医療機関を受診してください。
視力低下や色覚異常をきたす網膜症があらわれる可能性があります。長期にわたり服用する場合には、必ず定期的に眼科検査を受診してください。
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網膜症には自覚症状がない場合もあります。 症状がない場合も、主治医の指示通りに定期的に眼科検査を受けてください。 |
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<この他にも気になる症状があらわれた場合は、主治医、薬剤師に相談しましょう>