パッケージ中の空気を、対象とする食品保存に適したガス濃度に置換し包装する方法です。
特定のガスを置換し、特定の食品を包装することで、消費期限延長や食品の色見維持期待できます。
菌数の増加を防ぐことで、消費期限の延長が見込めますので、
廃棄数の減少や計画生産の実現が期待できます。
酸価、過酸化物価の抑制効果が見込め、食品の風味維持が期待できます。
ガス置換により、酸化に伴う色見変化の抑制が見込め、食品の見栄え向上が
期待できます。
* 置換ガス:O2 (65%)+CO2 (35%) 保管温度:4℃
注:写真は一例であり、ご使用環境によって異なります。
食品 |
ガス | 効果 |
生肉 | N2 + CO2 O2 + CO2 |
微生物抑制 肉色素維持 |
生鮮魚 | N2 + CO2 | 微生物抑制 肉色素維持 |
水産加工品 | N2 + CO2 | 細菌・カビの発育阻止 |
食肉加工品 | N2 + CO2 | 脂肪・肉色素の酸化防止 微生物抑制 |
菓子類 | N2 + CO2 | カビの発育防止 |
出典
著書名:鮮度保持技術と包装の新展開
発行:東レリサーチセンター
発行年:1996年