ご計画から完成までのストーリー
普通の賃貸住宅ではなく、地域に貢献できるものを
古い賃貸住宅があった土地の新たな活用を計画されたI氏。JA東京むさし、JA全農東京(以下JAグループ)の施主代行システムを利用して、複数社の比較・検討を重ね、選ばれたのが旭化成ホームズの子育て共感賃貸住宅『ヘーベルメゾン 母力(ぼりき)』でした。
I氏には普通の賃貸住宅ではなく、地域に貢献できるものをとのお考えがあり、これまでにも各社から提案を受けていましたが、決断には至っていませんでした。そうした中、JAグループの担当者が薦めてくれたのが『母力』です。
推薦していただいた理由は、『母親たちが子育ての悩みや楽しさ、喜びを共感しあい、安心・笑顔で子育てができる賃貸住宅』というコンセプトに加え、3年前に完成した『母力むさしの』を見学し、お母さん方やお子さんたちが楽しく暮らしている様子をご自身の目でご覧になり、評価をいただいたことです。ソフト・サービス面の魅力を実感し、さらに収益・採算性にも評価をいただいていたことが、今回のご依頼につながりました。
中庭が入居者同士の交流の場に
ご提案したのは、2棟建てにして中庭を設け、すべての住戸の玄関を中庭に向けて配置するプラン。
入居者の交流の場となる中庭は『母力の庭』と名付けられ、お母さん同士が情報交換したり、子どもたちを見守れるように椅子とテーブルを備えた「お母さんステーション」を用意しています。フェンスなどの外構も、安心・安全に配慮し、景観上も美しいものとしました。
間取りは育児や家事のしやすさを考えた2LDK。建具の開閉で空間をフレキシブルに使えます。また、1階住戸はリビングが庭に面しているので、声が掛けやすく、触れ合いもより気軽にできます。
入居者同士の自然な交流も育まれるコミュニティ賃貸
最寄り駅から徒歩15分の立地でありながら、募集後すぐに満室に。30年一括借上げシステムを採用し、順調に経営をスタートしています。お母さん方からは、「玄関が向かいあっているので自然なお付き合いができています」などの声をいただき、夏は流しそうめんや花火などのイベントを自発的に企画するなど、自然な交流が育まれている様子がうかがえます。
I氏にもご満足いただき、JAグループにも「I様をご紹介してよかった」とのお言葉をいただきました。