成型品の剛性低下を最小限に
タフテック® M1913は、無水マレイン酸グラフトSEBSです。ポリアミド (PA)等の極性樹脂・エンジニアリングプラスチックの耐衝撃性改質材・相容化材として使用可能です。成型品の剛性低下を最小限に抑えます。また、金属や極性樹脂の接着用途にご活用いただけます。
タフテック® M1913グレードの概要
タフテック® M1913の特長
無水マレイン酸グラフトSEBS
金属や極性樹脂への良接着性
M1911と比較して変性量が高い
ポリアミド (PA)などのエンプラの耐衝撃性改質が可能
スチレン系やオレフィン系、極性樹脂の相容化材として使用可能
タフテック® M1913の代表的な用途・使い方
タフテック® M1913の物性表
測定条件 | 単位 | M1913 | ||
変性 | - | - | 無水マレイン酸 | |
付加率 | 滴定法 | wt% | 1.8 | |
密度 | ISO 1183 | g/cm3 | 0.95 | |
スチレン | 旭化成法 | wt% | 29 | |
MFR | 230°C・ 2.16kg |
ISO 1133 | g/10分 | 6.5 |
A硬度 | 0s | ISO 7619 | - | 82 |
10s | 77 | |||
引張特性 | 100%Mo. | ISO 37 | MPa | 4.5 |
200%Mo. | MPa | 5.3 | ||
300%Mo. | MPa | 7.1 | ||
破断強度 | MPa | 15.9 | ||
破断伸び | % | 582 | ||
溶融粘度 (200°C) |
122(1/s) | 旭化成法 | Pa・s | 1,530 |
1.216(1/s) | 387 | |||
溶融粘度 (230°C) |
122(1/s) | 旭化成法 | Pa・s | 659 |
1.216(1/s) | 228 | |||
tanδピーク温度 | ねじりモード、 1Hz |
°C | -43 | |
屈折率 | JIS K 7142 | - | 1.51 | |
製品形態 | - | - | ペレット |
医療用途に関する注意事項
弊社製品を医療機器向け素材、または食品・医薬品用途向け素材(容器・包材含む)に使用される際には、必ず事前に弊社にご連絡頂き、その使用条件等をご確認下さい。その際には最終用途を確認させて頂きますが、用途によっては使用をお断りする場合もございますので、その旨ご了解下さいますようお願い致します。 適合法規等の最新状況については、必ず弊社までご確認下さいますようお願いします。