PAの耐衝撃性改善に
最適な️Mシリーズ️
変性SEBSであるタフテック® Mシリーズは、ポリアミド中に微分散することで、耐衝撃性、柔軟性を付与することが出来ます。また、ポリアミドの吸水を抑制し、靱性を向上させることが可能です。
ポリアミド(PA)の改質に適したグレードの詳細
ポリアミドの耐衝撃性改善に最適なグレード
タフテック® Mシリーズは、スチレン量の違いから、4つの推奨グレードを提供しています。
タフテック® Mシリーズによる耐衝撃性・柔軟性付与
ポリアミドは機械的強度や耐熱性、耐薬品性などに優れ、射出成形用材料として自動車や工業部品、家庭電化製品向けなど幅広い用途で使われています。一方で低温環境下での耐衝撃性、吸湿による機械物性への影響に課題があります。
タフテック® Mシリーズは、変性SEBSです。SEBS主鎖にグラフトした無水マレイン酸がポリアミドと反応するため、変性SEBSがポリアミド中に微分散します。これにより、耐衝撃性、柔軟性を付与することが出来ます。
タフテック®MシリーズによってPAの吸水抑制が可能
ポリアミド(PA)は、吸湿による機械物性に影響を受けやすいという課題があります。そこでタフテック® M1913を添加することで、ポリアミドに対して、優れた耐吸水性を付与することができます。タフテック® M1913を添加したポリアミドは、添加していないものと比較して、水に浸漬した際の重量変化率が低くなります(下図)。