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サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)のメリットは何?向いている人を解説

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)のメリットは何?向いている人を解説

高齢者が快適な日常生活を送りやすい設備が整っているとされている「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」は、どのような人が住むのに向いているのでしょうか?今回は、サービス付き高齢者向け住宅に住むメリットと、向いている人の特徴について解説します。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)に住むメリット

サービス付き高齢者向け住宅に入居するメリットは、次の6つです。

高齢者の契約がしやすい

サービス付き高齢者向け住宅は高齢者が住むためにつくられた賃貸住宅なので、条件を満たせば入居できます。入居の対象は「60歳以上である」または「要介護か要支援認定を受けている60歳未満」です。

一般的な賃貸物件の場合、高齢者は健康面や保証人などの事情から、入居が断られやすいでしょう。しかし、サービス付き高齢者向け住宅なら契約しやすく、生活しやすい設備が元々整っています。

サポートの種類が多い

メインのサポートは安否確認と生活相談ですが、レクリエーションやリハビリなどのサポートが受けられます。(入居先によって異なります。)生活に必要なサポートを選択できることに加え、日中はスタッフがいるため、一人暮らしでも安心して暮らせるでしょう。

外出制限なし

あくまで住居であるため、外出制限がなく、自由度の高い生活が送れるのもサービス付き高齢者向け住宅の大きなメリットです。外出制限や外泊はもちろん、門限もありません。そのため、プライバシーと安全を守りながら、プライベートを充実させた自由度の高い生活を送りたいと思っている元気な高齢者に人気があります。

必要に合わせてサービスを選択できる

サービス付き高齢者向け住宅は、高齢者向け住宅の中でも自分好みの住宅を見つけやすいでしょう。安否確認や生活相談の主なサービス以外にも、食事の提供や生活支援など、その時の状況に合わせて必要なサポートサービスが選べるため、結果として無駄な費用を支払わずに済みます。

暮らしやすい設備

高齢者が利用することを前提にしているので、バリアフリー仕様になっているのもサービス付き高齢者向け住宅のメリットです。建物全体に手すりの設置、段差を無くしてフラットな状態になっているので、日常的に車いすを利用することになっても、安心して生活を続けられるでしょう。

入居一時金がかからない

ほとんどの老人ホームでは入居一時金がかかり、高いときには数千万円もの支払いがあります。一方、サービス付き高齢者向け住宅の多くは、入居一時金がかからないことが多いです。初期費用を抑えて利用できるので、費用が心配な人も住み替えやすいでしょう。

どんな人がサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の入居に向いている?

サービス付き高齢者向け住宅に住むのに向いている人は、以下の通りです。

あまり身体的な不安がない

サービス付き高齢者向け住宅は、自分1人でも生活が送れる自立した高齢者向けの住宅です。入居基準として「自立した生活が送れることが条件」となっている場所もあります。介護についてのサービス提供はされないので、もし必要となった場合には外部の介護サービスを活用することで、サポートしてもらいながら生活することが可能です。介護や医療ケアの体制は場所によって異なるため、入居を検討しているサービス付き高齢者向け住宅がある場合は、事前に確認しておきましょう。

生活が不安な人

サービス付き高齢者向け住宅の入居は、一人暮らしや高齢の夫婦だけでの生活に不安がある人にも向いています。基本的に安否確認と生活相談のサービスが備わっているので、万が一の際も安心です。

一人暮らしや高齢夫婦だけでの暮らしだと、閉鎖的なコミュニティになり、孤独感から精神的にも不安定になりやすいでしょう。しかし、サービス付き高齢者向け住宅であれば、同世代の人や世代の異なる介護スタッフがいるので、コミュニケーションがとれます。

自由な生活を送りたい

サービス付き高齢者向け住宅は住居のため、1日のスケジュールなどが決まっておらず、自分のペースで暮らすことができます。一方、老人ホーム等の介護施設では1日のスケジュールが決まっているため、自分の好きな時間に出かけたり、自分でスケジュールを決めたりはできません。そのためサービス付き高齢者向け住宅は、自宅に住んでいるのと同じように生活を送りたい人に向いています。また、ペットと一緒に住むことができる場所もあります。

住み替えを検討している

現在の住宅に不安がある、不便さを感じているなどの場合、リフォームをするよりもサービス付き高齢者向け住宅への住み替えるほうが適していることもあります。サービス付き高齢者向け住宅はバリアフリー設計で、部屋の広さも確保されているので、条件によっては自宅をリフォームするよりも費用を掛けず、快適な環境を作れるでしょう。

住み慣れた場所にある

サービス付き高齢者向け住宅に入居した場合、買い物や通院は自分で行います。そのため、慣れていない土地で入居してしまうと、生活するのに不便に感じる可能があります。

サービス付き高齢者向け住宅を選ぶ前に覚えておきたい注意点

サービス付き高齢者向け住宅を検討する前に、覚えておきたい注意点をお伝えします。

連帯保証人が必要

サービス付き高齢者向け住宅は、一般的な不動産契約に基づく賃貸住宅のため、契約には「連帯保証人」が必要です。家族に連帯保証人を頼む場合は、あらかじめ相談しておかなければなりません。もし、頼れる人がいない場合は、後見人が必要です。

介護度のレベルに応じて退去が求められることもある

サービス付き高齢者向け住宅は、比較的元気な高齢者向けの住宅なので、入居後に介護状態が重度になってしまうと退去を求められることもあります。その場合、新たに老人ホームなどの介護施設に移る必要があるでしょう。入居する前に、万が一、介護状態が変わってしまった場合の移転先・対応も考えておくと安心です。

一般的な賃貸に比べると家賃が高い

サービス付き高齢者向け住宅は設備が整っている分、一般的な賃貸住宅よりも家賃は高くなる傾向にあります。また、外部のサポートサービスを契約したら、その分支払いも増えます。資金に余裕がないと、住み続けるのは難しいでしょう。

一般型と介護型の違い

サービス付き高齢者向け住宅は一般型と介護型で分けられているので、違いを知っておきましょう。

<一般型>

一般型は、自分で無理なく生活ができる状態の一人暮らしの人や高齢夫婦を受け入れています。安否確認と生活相談のサービスは受けられますが、介護や医療サービスは提供していないため、外部のサービスの利用をしましょう。介護や医療サービスが必要なときは、外部のサービスを利用します。

<介護型>

介護型は、有料老人ホームと同様の「特定施設」に指定されます。安否確認と生活相談のサービス以外に、常駐するスタッフから必要な生活介助やリハビリなども受けられ、費用は定額であることが特徴です。

まとめ

サービス付き高齢者向け住宅は、暮らしやすい設備やサポートが整った元気な高齢者向けの住宅です。

旭化成ホームズの「ヘーベルVillage(ヴィレッジ)」では、シニア向けの安心賃貸住宅をご紹介しています。体は元気だけど不安もある人や、安心して住みたいけど老人ホームには抵抗があるとお考えの人は、ぜひご相談ください。

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