「長期的に生き残れる事業に！」という社長の強い信念に
応えるために、集合住宅営業本部とのプロジェクトを発足。

JR浜松駅から約1.5kmと立地に恵まれていることから、当初は他社との間で「賃貸住宅経営」の検討がスタート。経営者としてのお考えは、「短期的な年間利益よりも、長期間安定した収益が可能になること」。競合アパートが周辺に点在する中で、長く生き残ることが必要だと強い信念をお持ちでした。遅れて声を掛けていただいたわが社でも、その思いに応えるべくメゾン経営のスペシャリスト「集合住宅営業本部」との社内プロジェクトがスタートしました。

徹底した市場調査で、将来に渡り必要とされる強い物件に。

私たちの提案は、単身向けの1LDK（2階建て）と1LDK（3階建て）の2棟建て。他社ではファミリー向けの2LDKという提案が主流でしたが、戸数がより多く確保でき、長期にわたり収益性の見込める「単身向けプラン」を選択しました。というのも、最近の晩婚化から、結婚までの期間が長くなる傾向にあり、増えつつある35歳前後のシングルリッチ層のニーズを満たす物件が、近隣に少ないのが現状だったからです。こうした、将来性までも見越したプラン提案や自由設計が可能な企画力が決めてとなり、ヘーベルハウスでの建築がスタートしました。

暮らし易さと、高級感を追い求めた結論、
表情の異なる2棟建てを採用。

「周囲のマンションやアパートとは一線を画す、高級感のあるデザイン」。社長のもうひとつのこだわりでした。共用エントランス部分の外壁はヘーベルハウスならではのツートーンに貼り分け、凹凸感を強調。外構には植栽や芝生を植え込み、中庭の緑を眺めながら各部屋へと移動する癒しの空間を演出しました。北側を3階、南側を2階という2棟建てにすることで、それぞれの室内に十分な自然光をもたらすプランを実現しました。