シニアの住まい方 調査研究報告書

人生100年時代における長い高齢期をいかに心豊かに生き生きと暮らすかという視点を中心に据えた住生活研究です。子育て後の熟年世代から後期高齢者までの幅広い年代を対象とした調査研究の報告書を掲載します。

最新のシニアの住まい方 調査研究報告書


2年後追跡した入居者の健康寿命延伸効果と意識変化を確認

2025年「自立した後期高齢者のフレイル予防とくらし ー2年後追跡調査によるヘーベルVillage入居者の健康行動と意識の変化ー」
 今回の調査は、2022年にサービスを導入し、半年後の変化を記録した2023年の報告に続く第3弾です。同じ入居者を2年後に追跡し、3つの健康行動「運動・食事・交流」の変化とその要因について調査しました。その結果、健康行動が維持・増加し、日常のくらしの中で工夫を重ねながら取り組んでいる意欲の高まりも見られました。
 本レポートでは【効果検証】から、住環境(ハード)とサービス(ソフト)の両面が関与していることへの示唆と、【ケーススタディ】から、行動を維持する秘訣と今後の課題を整理しています。またこれらの結果を受け、健康寿命延伸の視点から、後期高齢者のくらしに活かせる行動のヒントを得ることができます。


新サービスによる入居者の健康寿命延伸効果を確認

2023年「自立した後期高齢者のフレイル予防とくらし ヘーベルVillage入居者の健康行動追跡調査」
本報告書は、「自立した後期高齢者のフレイル予防とくらし ヘーベルVillage入居者の健康度と生活実態調査」に続く第2弾となります。
「ヘーベルVillage」の入居者を対象に2022年4月より導入を開始した新サービス「安心・安全・健康長寿応援メソッド」について、その効果をはかる目的で入居者へ追跡調査を実施しました。
新サービスに携わる相談員の声掛け行動などが入居者の意欲を高め、自ら健康行動を増やす結果につながりました。また、自立した生活を促すヘーベルVillageの住まい方が、自立~フレイル期シニアの健康行動量を維持・増加するベースになることも改めて確認ができました。


自立生活を送る後期高齢者の健康度とくらし方との相関を探る

2022年「自立した後期高齢者のフレイル予防とくらし ヘーベルVillage入居者の健康度と生活実態調査」
自社で提供したシニア向け賃貸住宅「ヘーベルVillage」で自立生活を送る後期高齢者に実施した、健康度とくらし方に関する調査です。
調査では、近年健康寿命延伸のポイントとされている「運動・食事・交流」が、健康度に影響を与えていることに加え、コロナ禍による外出機会の減少などが、フレイルの進行に影響を与えている実態が明らかになりました。
また、調査結果を受け、ウィズコロナ、アフターコロナでのニューノーマルな生活に合わせた、在宅でできるフレイル予防に向けた具体的な対策を得ることができました。
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