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ニュースリリース

ニュースレター

2022.4.28

旭化成株式会社
旭化成ホームズ株式会社
 
HEBELHAUS

ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2022
「ジャパン・レジリエンス・アワード 最優秀賞」を受賞
旭化成グループ独自電力網におけるエネルギー創出および
その最大活用による、CO2排出削減・防災力強化の取り組みが評価される

旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:工藤 幸四郎、以下「旭化成」)、および旭化成ホームズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:川畑 文俊、以下「旭化成ホームズ」)は、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会※1主催の「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2022※2」において、「旭化成グループ独自電力網におけるエネルギー創出およびその最大活用による、CO2排出削減・防災力強化の取り組み」が「ジャパン・レジリエンス・アワード 最優秀賞」を受賞しましたのでお知らせします。なお、今回の受賞は4年連続での受賞となります。

旭化成グループではカーボン・ニュートラルでサステナブルな世界の実現を目指しており、2050年までのカーボン・ニュートラルを掲げ、GHG削減の推進に関するグループ連携での取り組みを強化しています。住宅事業を担う旭化成ホームズもまた、RE100への参加などを通して、地球温暖化の原因とされるCO2の削減に努めています。それに加え、自然災害の発生に耐えられる頑強な住宅の提供、発災後の生活を守る自律型エネルギー設備の普及、さらに被災建物の早期復旧を可能とするアフターフォロー体制を含めたトータルレジリエンスの強化に努めてまいりました。今回受賞した取り組みは、こうした考えに基づいた旭化成グループ全体でのサステナブルな社会実現に向けた活動となります。今後も旭化成グループの強みを活かし、社外との共創も視野に入れながら、世界の人びとの“いのち”と“くらし”に貢献してまいります。


※1 「一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会」とは
国土強靭化担当大臣私的諮問機関「ナショナル・レジリエンス懇談会」の結果を踏まえ、「国土強靭化基本計画」が円滑に達成されるよう、産、学、官、民のオールジャパンでレジリエンス立国を構築していくことを目的として設立された機関。


※2 「ジャパン・レジリエンス・アワード」とは
強靭な国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに資する活動、技術開発、製品開発等を実施している企業・団体を評価・表彰する制度。(2014年11月に創設)
「グランプリ」「特別顧問賞」「特別賞」のほか部門別に「金賞」「最優秀賞」「優秀賞」「優良賞」がある。
詳細はこちら


<ご参考>
◆「ジャパン・レジリエンス・アワード2019」における受賞内容については、下記のニュースレターをご覧下さい。
 URL:https://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/press/20190315/index/
◆「ジャパン・レジリエンス・アワード2020」における受賞内容については、下記のニュースレターをご覧下さい。
 URL:https://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/press/20200317_01/index/
◆「ジャパン・レジリエンス・アワード2021」における受賞内容については、下記のニュースレターをご覧下さい。
 URL:https://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/press/20210319-02/index/

【旭化成グループ独自電力網におけるエネルギー創出およびその最大活用による、CO2排出削減・防災力強化の取り組み】について

<賃貸住宅の屋根を活用し、防災力と環境貢献を両立するモデルEcoレジグリッド>

「Ecoレジグリッド」は、ZEH-M要件を満たす賃貸住宅「ヘーベルメゾン」の建築主から当社が30年間屋根等を賃借し、太陽光発電設備と蓄電池を設置のうえ所有・管理します。そしてグループ独自の電力売買事業「ヘーベル電気」を通じて入居者に販売し、余剰電力は旭化成ホームズグループの事業活動に活用するシステムです。

「Ecoレジグリッド」外観



<ご参考>
Ecoレジグリッド詳細は下記のページをご覧下さい。
URL:https://www.asahi-kasei.co.jp/maison/products/eco-resi/index.html/

◆建築主のメリット

・環境価値及びレジリエンス性が高い賃貸住宅(資産)を保有することができる
 ※BELS及びZEH-M認定によるマークを取得
・上記によって将来にわたり入居者獲得における競争力が高い賃貸を保有できる
・太陽光発電装置および蓄電池について、初期投資、維持・管理費用が不要

◆賃貸入居者のメリット

・再生可能エネルギー由来の電力を購入でき、脱炭素社会実現活動への参画意識が持てる
・大手電力会社より割安な価格で電力を購入できる。今後、再生可能エネルギー活用促進の中で一般電力が値上がりする際にも影響を受けずに済む
・発電電力の地産地消を促進し、地域の脱炭素化へ貢献

◆取り組みの実証

早稲田大学田辺研究室と共同で、居住者の電力使用について、シミュレーションと実邸データ解析を実施(3邸)。太陽光発電設備と蓄電池について、シミュレーション結果と実邸での電力データを比較し、自家消費率を高められる最適な容量を検証している

◆取り組みの意義

・旭化成グループ全体で脱炭素社会実現に貢献
・上記と同時に、持続可能な社会実現に欠かせないレジリエントな社会実現への貢献ができる
・ヘーベルハウスを知らない入居者や、将来目指す一般社会への電力供給など、旭化成グループを超えて広く社会への貢献ができる

以上

<本件に関するお問い合わせ先>
〒101-8101 東京都千代田区神田神保町一丁目105番地
旭化成ホームズ株式会社 広報室
(電話)03-6899-3010 (FAX)03-6899-3400
(メール)j-koho@om.asahi-kasei.co.jp