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ニュースレター

2023.11.22

旭化成ホームズ株式会社
HEBELHAUS

使用済みユニフォームの処分方法について
ガス化ケミカルリサイクル手法を採用
~燃焼行程を経ず有用資源を創出し循環型社会形成を推進~

旭化成ホームズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川畑 文俊)は、グループ※1で使用するユニフォームの更新時に廃棄してきた使用済み衣料について、伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井 敬太、以下「伊藤忠商事」)と株式会社レゾナック(本社:東京都港区、取締役社長:髙橋 秀仁、以下「レゾナック」)が共同で行っている、ARChemia(アルケミア)プロジェクト※2に本格稼働に向けた第一号として参画することと致しました。
今後、ユニフォームの製造を行うユニコ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:華井 義徳)の広域認定※3を活用して使用済みユニフォームを回収し、レゾナックのプラントで燃焼行程を経ず※4ガス化することで、アクリル繊維原料となるアクリロニトリルや水素やアンモニアなどの有用資源に再生し、循環型社会の形成を推進してまいります。

ARChemia(アルケミア)の資源再生イメージ


※1. 旭化成ホームズ(株)、旭化成不動産レジデンス(株)、および旭化成リフォーム(株)
※2. 関連リリース:https://www.itochu.co.jp/ja/news/press/2023/230329_2.html
※3. 製品の製造、加工、販売を行う事業者等が、廃棄物の広域的な処理を行うことを、環境大臣が認定することにより、産業廃棄物処理業に関する地方公共団体ごとの許可を不要にできる特例制度
※4. 低炭素アンモニアへ生まれ変わる工程中には、化石燃料由来のエネルギーを使わないことでCO2排出80%強削減を実現します。(参考:CO2排出量80%強削減を確認、使用済みプラスチックから生まれた炭素アンモニア:レゾナックニュースリリース https://www.resonac.com/jp/news/2022/12/20/2263.html

■背景

当社は創業以来、世代を超えて住み継がれる上質で長持ちする住宅の提供に努めており、近年では人生100年時代を生き抜く人びとの「いのち・くらし・人生」全般を支え続けるLONGLIFEな商品・サービスの提供を通じて、サステナブルな社会の実現への貢献を目指しております。
また本年7月には、当社のサステナビリティ方針にもとづき、自社・ステークホルダー双方にとって重要度が高い社会課題の中から新たにマテリアリティを特定※5し、事業活動そのもので持続可能な社会の実現に貢献する体制を強化しております。

2023年7月に公表した当社のマテリアリティ

4つの大きなカテゴリに分けたマテリアリティのうち、特に地球環境の保全と密接に関連する「With Environment」において、当社は「持続可能な資源の利用」という形で循環型社会実現への貢献を掲げております。これまでも新築現場で発生した産業廃棄物のゼロエミッション化を実現してきましたが、今回、ユニフォームの再資源化において、「ARChemia(アルケミア)」を採用することで、これまで以上の循環型社会への貢献を目指して参ります。


※5. 関連お知らせ:https://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/press/20230713/index/

以上

<本件に関するお問い合わせ先>
〒101-8101 東京都千代田区神田神保町一丁目105番地
旭化成ホームズ株式会社 広報室
(電話)03-6899-3010 (FAX)03-6899-3400
(メール)j-koho@om.asahi-kasei.co.jp