コンパクトな装置で排水中の有機物の処理が可能です。
- 排水はバイオリアクターへ定量供給されます。
- 循環流により、バイオリアクターの担体は流動層状態にあります。
- 排水中に含まれる有機物を分解する菌が、自然に担体に住みつき処理します。
特長
- ■化学工場の排水や塗料排水、各種プロセス排水の処理に適しています。
- ■ 排水に適した菌が担体に住みつき、排水中の有機物を処理します。
- ■ 活性汚泥では処理しにくい難分解性COD成分の処理ができます。
- ■ 活性汚泥処理に比べ高負荷処理ができるため、処理設備がコンパクトにできます。
仕様
- 排水量
- :~100m3/日※1
- 処理能力
- :~CODMn 100 kg/日※2
- バイオリアクター
- :~Φ3500、H5000
- 循環槽
- :空気曝気、酸素曝気
- 担体
- :特殊担体
※1 バイオリアクター1系列当り
※2 上記以上の場合でも対応可能ですので、弊社までお問合せください。
適用事例
- ■水溶性塗料排水
- ■基板洗浄排水
- ■化学工場排水
ポイント「ここが重要!」
当社では以下の重要ポイントに対して最適プロセスを提案いたします。
- ■有機物を分解する菌体は”生きもの”です。
- ・酸素の管理
- ・温度の管理
- ・栄養塩の管理 が重要です。
- ■菌体の活動を阻害する物質は事前に除去する必要があります。
- ■流入してくる有機物負荷を一定にする必要があります。
- ■活性汚泥では、難分解性COD成分は処理が困難です。