自然発生的なデザイン

Asu-haus(アスハウス)の、自然と地域につながる、最先端の民家としてのヴァナキュラーデザイン。

デザイン思想

自然発生的なデザイン|Vernacular
自然と地域につながる最先端の民家

Asu-hausが目指すのは自然や地域、人とつながる最先端の民家。日本らしい切妻の大屋根と土壁風の外壁、軒下で自然を感じる半屋外空間で「自然発生的」を意味するヴァナキュラーで地域に根ざした空間と暮らしを提供します。自然や「四季を楽しむ」という昔から日本人が持つ価値観を大切にした植栽計画や外部空間設計や窓の配置などを行い、変わらない日本の価値観を未来につなげます。

デザイン・設計における表現

切妻屋根・葺きおろし屋根

地域の街並みをつくる

Asu-hausの象徴でもある大きな切妻屋根は、古の日本の民家を思わせるもので、昔からの地域の街並みを未来に受け継ぎます。
一般的な2階建て住宅よりも低く設定した建物の高さは、日本人に好まれやすい形状となっています。また、大きな切妻屋根には太陽光発電パネルを多く設置できる利点もあります。

Asu-hausの切り妻の三角屋根、総2階のKタイプ(左)と大屋根のFタイプ(右)。

外壁デザイン

木や植栽になじむ土壁風テクスチャ

Asu-hausでは、古き良き民家の土壁を表現した外壁仕上げのデザインを採用。均質化された工業製品では味わえない、手仕事のムラや陰影といった特性を楽しめる仕上げとしています。
色合いは、黒・黄・赤といった自然の土に由来するバリエーションを展開。庭の樹木や植栽になじむテクスチャや色合いです。
また、最先端の民家として、耐久性やメンテナンス性も考慮。土壁風の風合いを出しつつも、同質の材料のものよりも汚れにくく耐久性に優れる外壁材としています。

樹木・自然になじむテクスチャのシンプルな外壁。汚れに強く防藻・防カビ性、耐候性に優れる塗料を選定。

軒下の空間設計

自然、人とつながる憩いの場へ

Asu-hausの軒下空間は、四季を楽しめる縁側の半屋外空間として、軒下で家族や近所の方との会話を楽しむ憩いの場となります。
また、奥行の深い軒が夏季は日射を遮蔽し、冬季は日射を取得できるようシミュレーションして設計することで、屋内での快適性と、屋外での自然を楽しむ空間を両立しています。

日射コントロールと半屋外空間としての機能性を併せ持つ軒下空間。

窓・外構設計

家の中でも四季を楽しむ

「窓を閉め切った生活をする高断熱・高気密住宅は、自然と遮断された生活」という印象を受けるかもしれませんが、Asu-hausでは日本人が昔から持つ「四季を楽しむ」価値観を大切に、窓の配置や植栽位置を設計します。
また、軒下空間や土間を通じて庭への行き来をできるようにするなど、自然や地域とのつながる暮らしを意識したプランニングをご提案します。

内付け風サッシで民家らしい外観を

内付け風のサッシによって、民家らしい外観を形成します。窓のルーツである“間戸”のように、外壁面から奥まった位置に窓を取り付けることで古き良き民家の外観意匠を表現しています。

庭との行き来や窓からの風景を考慮したプランニング・植栽計画の例。